「ブラック・コメディ」はピーター・シェーファー作のコメディ。1965年にイギリスで初演され、日本では1970年に劇団四季で初演された。“停電”が物語の要となる本作では、部屋が明るいシーンでは舞台を暗く、停電時は舞台を明るくする“明暗逆転”の手法で、登場人物たちの本音やうそを浮かび上がらせる。
無名の若手彫刻家ブリンズリーは、留守中の隣人宅から数々の調度品を無断で借用。彼はそれを自分の作品であるかのように仕立て、婚約者の父親と億万長者の美術コレクターを招き、愛と富を手に入れようと画策する。しかし予期せぬ停電がアパート全体を襲い、招かざる客も次々と訪れ、ブリンズリーは窮地に陥っていき……。
今回の上演版では、ヨーロッパ企画の
浜中は「ブラックコメディという言葉が大好きなのですが、そのまま舞台のタイトルになっているこの作品は僕の大好物です。個人的には、渡辺いっけいさんと共演したいなと思っておりましたので、それもすごく楽しみです」、市川は「この戯曲に設定されている照明のギミックはとてもユニークで、どのように演じられるかとてもワクワクしています!」とそれぞれ期待を語る。
大歳は、主人公ブリンズリーについて「どんな状況になっても『なんとかしよう!』と立ち向かう様に、僕はグッとくるものがありました」と述べ、「世界中で幾度となく再演を重ねられている今作品ですが、今の日本を生きる我々だからこそ、そのテーマや状況も理解しやすく、身近に感じられる部分が多いように思います。ぜひ、皆さんも共に暗闇に立ち向かいましょう」と呼びかけた。
チケットの一般販売は7月7日10:00にスタート。
大歳倫弘コメント
停電の暗闇が引き起こすトラブルによって、ブリンズリーの人生をひっくり返そうという計画は狂い、彼は窮地に陥っていきます。その様子は時に滑稽にも見えますが、どんな状況になっても「なんとかしよう!」と立ち向かう様に、僕はグッとくるものがありました。僕は、人生で一度くらい、危険でヤバそうな暗闇に向かって突き進んでいい、と思うタイプです。
1969年に初演が行われてから、世界中で幾度となく再演を重ねられている今作品ですが、今の日本を生きる我々だからこそ、そのテーマや状況も理解しやすく、身近に感じられる部分が多いように思います。ぜひ、皆さんも共に暗闇に立ち向かいましょう。
浜中文一コメント
舞台「ブラックコメディ」に出演いたします、浜中文一です。
ブラックコメディという言葉が大好きなのですが、そのまま舞台のタイトルになっているこの作品は僕の大好物です。個人的には、渡辺いっけいさんと共演したいなと思っておりましたので、それもすごく楽しみです。
暑い時期ではございますが、皆様劇場でお待ちしております。
市川美織コメント
はじめまして、舞台「ブラックコメディ」に出演させていただくことになりました市川美織です。
私はコメディが大好きなので、思う存分楽しみたいなと思います♪
また、この戯曲に設定されている照明のギミックはとてもユニークで、どのように演じられるかとてもワクワクしています! 皆様に劇場でお会い出来ることを楽しみにしております。
関連記事
びっき @YellowMacavity
ブラコメ! https://t.co/yoA0IBB3fa