沙央くらまが妊娠のため舞台「鋼の錬金術師」出演見送り、ラスト役は大湖せしる

「舞台『鋼の錬金術師』―それぞれの戦場（いくさば）―」のラスト役にキャスティングされていた沙央くらまが、妊娠のため同作への出演を見送ることが発表された。

沙央は昨日5月3日に自身のInstagramを更新。妊娠を報告すると共に「話し合いの結果、この時期に激しいアクションのある舞台を務める事は授かった小さな命への負担も考え『舞台 鋼の錬金術師』の出演を見送らせていただく事となりました。まだ安定期ではないため、これからなにが起きるかわからない中でこうして妊娠を報告する事は正直勇気が必要ではありましたが、降板に伴い体調不良などと濁した表現で皆様に対し憶測を生んだりご心配をおかけするよりも、ちゃんと自分自身の言葉で皆様に明確な理由をお伝えしようと思いました」と出演見送りの経緯を説明し、「これからは、かけがえのない大切な命に感謝をしながらしっかりとお腹に宿った命に向き合って過ごしたいとおもいます」と思いをつづった。

沙央に代わってラスト役を務めるのは大湖せしる。なお沙央のキャスト先行でチケットを購入した観客を対象に払い戻しが実施され、詳細は対象者に個別にアナウンスされる。

「鋼の錬金術師」は、2001年から2010年まで「月刊少年ガンガン」（スクウェア・エニックス）で連載された荒川弘のマンガ。昨年3月には舞台版第1弾が上演され、今回は第2弾となる。出演者にはエドワード・エルリック役の一色洋平、廣野凌大、アルフォンス・エルリック役の眞嶋秀斗らが名を連ねた。公演は6月8日から16日まで東京・日本青年館ホール、29・30日に大阪・SkyシアターMBSで行われる。

沙央くらまが妊娠を発表