TeXi'sが男女二元論の解体を目指す企画を始動、第1弾は「theirs」

「TeXi's『theirs』」が6月9日から16日まで東京・アトリエ春風舎にて上演される。

テヅカアヤノが主宰するTeXi'sは、創作を通じて男女二元論の解体を目指す1年間にわたるプロジェクト「ファジー」を始動。その第1弾となる「theirs」では、“男性が背負っている加害性を表面化し、その先にある人間として誰もが持ち得る普遍的な加害性を描いていく”という。出演者には上沢一矢、新垣亘平、青年団の黒澤多生、東京デスロックの松崎義邦が名を連ねた。

開催に向けてテヅカは「絶賛稽古中です。男女二元論の解体を目指すため、ディベートを重ねています。今を生きることに精一杯な生活ですが、未来のことを考えてつくっています。より良い未来とは、差別のない社会でありたいです。悩みつつ軽やかに意見が交わされる稽古場の豊かさを、そのまま劇場に持っていきたいです。3作品の１本目、ぜひ、観ていただきたいです。劇場にてお待ちしております」とコメントした。

なお「ファジー」は8月の「ours」、12月下旬の「yours」へと続く。