第2回伊藤熹朔記念賞の受賞者が決定した。
伊藤熹朔記念賞は舞台美術の賞。今回は5名の選考協会員と外部からの審査員2名による協議の結果、昨年に上演された「夜叉ヶ池」で衣裳を手がけた西原梨恵が本賞に輝いた。また新人賞に、いずれも2022年上演の「ダディ」と「管理人 / THE CARETAKER」で美術を担当した小倉奈穂、奨励賞に昨年の「泊まれる演劇『雨と花束』」で美術を担当した竹内良亮が輝いたほか、特別賞に株式会社 俳優座劇場、わらび座の大道具を担う宮本博司が選ばれた。
伊藤熹朔賞は、伊藤熹朔の死去後に伊藤の友人たちによって作られた熹朔の会が、1967年に創設した賞。熹朔の会による顕彰は1973年で終了し、その後は日本舞台美術家協会が舞台美術の賞としてその名称を引き継いだ。そして2021年、日本舞台美術家協会が法人化したことに伴って伊藤熹朔記念賞と改められ、今回はその第2回となる。
なお第2回伊藤熹朔記念賞の授賞式が、5月29日午後に東京・俳優座劇場で行われる。
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田中穂先 @17hosaki
西原さん、おめでとうございます!!
体から力が湧き出るような...凄かった...!! https://t.co/p79oHprg5c