The Stone Ageヘンドリックス「まともがわからない」開幕、朝田大輝「とってもヘンテコな劇が出来上がりました」

「The Stone Ageヘンドリックス 第14回公演『まともがわからない』」が、昨日4月26日に大阪・in→dependent theatre 2ndで開幕した。

これは、劇団The Stone Ageの、大阪を拠点に朝田大輝脚本・演出作を上演するヘンドリックス公演。劇中では、猫と暮らし、元不倫相手の幽霊が見えるようになってしまった1人の独身女性が、“決着”をつける様子が描かれる。出演者には坂本顕、中井正樹、井作仁香来、一明一人、大西千保、金田侑大、武田操美、西原希蓉美、山門幸枝、ヤマサキエリカ、吉沢紗那が名を連ねた。

開幕に際し、朝田は「とってもヘンテコな劇が出来上がりました。価値観なんて人の数ほどあると思います。否定するのは簡単で、受容するのは難しい。我々のお芝居を受容してくれたらいいなぁと願いつつ、千秋楽まで駆け抜けます！ 皆様のご来場心よりお待ちしております!!」と呼びかけた。

上演時間は約1時間50分。公演は明日4月28日まで。

朝田大輝コメント

無事初日の幕をあげることができました！

かつて演技レッスンを受け持った生徒さんが、高校演劇部の仲間と先生とで見に来てくれました。レッスンでよく「人と同じ芝居をする必要はまったくない」と言っていました。いつの間にか人と同じことができなくなった我々を見て、彼はどう思ったのでしょう？

とってもヘンテコな劇が出来上がりました。価値観なんて人の数ほどあると思います。否定するのは簡単で、受容するのは難しい。我々のお芝居を受容してくれたらいいなぁと願いつつ、千秋楽まで駆け抜けます！ 皆様のご来場心よりお待ちしております!!