「
これは、2021年から昨年にかけて「深作組ドイツ三部作」「新ドイツ三部作」と銘打ち、ドイツ戯曲を上演してきた深作組の最新作。マリー・フォン・ボルヒがドイツ語訳したイプセンの「人形の家」を、大川珠季が物語の舞台を現代に移して翻訳、
本作では声優の
夏川椎菜コメント
「ノラ‐あるいは、人形の家‐」、ノラを演じます夏川椎菜です。
また深作組に参加できることをとても嬉しく思います!
「オルレアンの少女」のジャンヌ、「未婚の女」のウルリケと、どちらかといえば少女寄りの女性を演じてきましたが、今回演じるノラは(ライフステージ的な意味で)少し大人な女性になります。
私自身が未だ経験していない、苦悩や感情をもっていると思うので、そこを「わからないから」と決めつけず向き合い続けたいと思います。
アーティスト活動を通して、自分と向き合ってきた経験が活かされる場面も、大いにありそうだったので頑張ります!
《ドイツ・ヒロイン三部作》のスタートダッシュヒロインとして、皆様の胸の中にノラをしっかり刻みつけます!!
深作健太コメント
深作組のミューズ、ナンちゃんこと夏川椎菜さんとのコラボレーションも三作目。鮮烈な〈聖女〉役でのデビューに始まり、ついに今回は〈既婚者〉であり〈母親〉、演劇史上最大のヒロイン・ノラ役を演じていただきます。
ふと稽古場で行き詰まった時、「深作組の作品って、役者がそのまま存在することが大切じゃないですか」と、共演者の皆さんに示唆を与えてくれる、頼りになる〈座長〉に成長したナンちゃん。そんな彼女と一緒に、大好きなイプセンの作品に挑める事は、演出家にとって何よりの喜びです。長い付き合いとなる素晴らしい役者の皆さん、スタッフの皆さんも揃いました。今回の大千秋楽は、御縁の深い水戸芸術館ACM劇場にて行われます。現代のノラが、どんな風に〈能舞台〉の上に現れるのか? ぜひ皆様、劇場で目撃してくださいませ。
「ノラ-あるいは、人形の家‐」
2024年5月23日(木)~26日(日)
東京都 銕仙会能楽研修所
2024年6月1日(土)・2日(日)
茨城県 水戸芸術館 ACM劇場
作:ヘンリック・イプセン
ドイツ語訳:マリー・フォン・ボルヒ
翻訳・ドラマトゥルク:大川珠季
演出:
音楽・演奏:西川裕一
キャスト
ノラ・ヘルメル:
ニールス・クログスタ:
クリスティーネ・リンデ:
ドクトル・ランク:塩谷亮
へレーナ:荻沼栄音
トルヴァル・ヘルメル:
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柏木ゆげひ(朝原広基) @kashiwagiyugehi
深作組がイプセン「人形の家」を能舞台で上演、ノラ役に声優の夏川椎菜(ステージナタリー2/28) 📷https://t.co/LnJaGLSv6s… 「「ノラ-あるいは、人形の家‐」が5月23日から26日まで東京・銕仙会能楽研修所、6月1・2日に茨城・水戸芸術館 ACM劇場で上演される」