本作は、映画「
AOI Pro.の朗読劇シリーズ第一弾「したいとか、したくないとかの話じゃない」に続いての出演となる山崎樹範は「前回AOI Pro.さんの朗読劇に出演して、朗読劇というのはただ座って本を読んでいるだけではなくて、まだまだいろいろな可能性があるなと思いました。今回兼重さんとやらせていただくことで、さらに新しい朗読劇の形ができるのではないかと楽しみにしております」と作品に期待を寄せる。
映画版にも出演した田村は「今回は中学卒業から大学生あたりまでを演じるのですが、その中でたくさんのいろいろな形の愛情があって、何よりこれが実話なのが、すごく素敵だなと思いました」と作品の印象を語った。
また山崎樹範と田村は渡辺俊美本人による歌唱指導も受けたそうで「自分の歌の出来栄えは正直忘れちゃったんですけど(笑)、歌い終わったら俊美さんが『いいですね』って言ってくださって。この優しさ、包容力を僕が演じるんだと思いましたし、俊美さんのことを一瞬で大好きになってしまいました」(山崎樹範)、「『やりやすいようにやっていいよ』とか『ここもうちょっとこうしてみたら』とか意見を出してくださって、歌唱指導もすごく楽しくできました。本番も教えてもらったことを意識しながらがんばりたいと思います」(田村)と歌唱指導を振り返った。
記者が親子役を演じる2人に互いの印象を尋ねると、山崎樹範は「とにかく可愛いですね。『可愛い。顔ちっちゃ。こんな素敵な子のお父さんにならなきゃいけないんだ』と思いました。実際に俊美さんと登生くんがすごく仲が良くて、登生くんはお父さんが大好きなんですよ。ということは、僕は田村さんに好きになってもらうところから始めないといけないので、自分が好きになってもらえるような人間であるかどうかと、ここ何週間も本当に考えていました(笑)。とりあえずジュースをおごるとか、そういうところから始めようかなと思います(笑)」と返答。
田村は「初めてお会いしたのがキービジュアルの撮影の時でした。映画では井ノ原さんが同じ役を演じられていて、その時の井ノ原さんの雰囲気を山崎さんにも感じました。お父さんっぽくてすごく芝居がやりやすそうだな、がんばれるなと思いました」と山崎樹範の印象を語った。
また登生の友人・小春役を演じる
また兼重は朗読劇化について「普段映像をやっていて舞台自体が初めてなので、朗読劇だからというのはあまり考えていません。劇中映像もありますし、朗読劇といいながらいろいろな趣向を凝らして、来ていただいた方に飽きないように観ていただければと思っています。映像作品では感情や場面を切り取ってお見せすることになりますが、舞台は生ものなので、役者の生の表情や動作でハッとしてもらうことも面白そうだなと考えています。そして僕自身も面白がったら良いかなと思っています」と構想を語った。
公演は3月9日から17日まで東京・博品館劇場にて行われる。
朗読劇「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」
2024年3月9日(土)~17日(日)
東京都 博品館劇場
原作:
脚本・演出・映像監督:
出演:
※山崎玲奈の「崎」は立つ崎(たつさき)、高橋佑大朗の「高」ははしご高が正式表記。
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兼重 淳 @seagull429
楽しかったです https://t.co/G96gdLOMKf