明治モダン歌劇「恋花幕明録~前日譚~」が本日2月8日に東京・IMM THEATERで開幕した。これに先駆け同日昼、初日会見が行われた。
本作は、戊辰戦争後の明治時代に生きる、歴史上の武士たちとの恋愛シミュレーションゲーム「恋花幕明録」の舞台化作品。劇中では、ゲーム本編の前日譚として、戊辰戦争中の出来事が描かれる。会見には、斎藤一役の
まず各キャストが、お気に入りのシーンや注目してほしいポイントなどを紹介。木原は「新撰組の3人、特に土方(上田)と僕演じる斎藤の成長が、舞台を通じての見どころ」とコメント。続けて「お気に入りは桐野(坪倉)の歌です。そこから始まるワンシーンが、なんとも愛らしくはかない」と述べ、ほかの登壇者たちも共感の笑みをこぼした。
上田は「エドワルド・スネル役の
輝馬は「僕だけを観ていてください」と笑いを取りつつ、「この舞台は、ゲーム本編の“エピソード0”にあたる物語なので、本編で観られないキャラクターの関係性や、過去の話を楽しんでいただけたら」とアピールした。
ほさかは「今回の舞台版ストーリーに恋愛要素はありませんが、せっかく舞台という双方向的な芸術ですので、お客様に恋をしていただける瞬間を作りたいなと考えていて。群像劇の形式でシーンごとに主役を入れ替え、それぞれの見せ場では、キャストたちが歌や殺陣、芝居など多様な方法で、各登場人物の魅力を十二分に表現してくれています」と説明。「ぜひお好きな“タイプ”をお選びいただき、自由にお気に入りのシーンを見つけていただければ」と観客へメッセージを送り、「僕も稽古場ではキュンキュンしながら演出をしていました」と明かした。
最後に、木原が「今回のキャストは……まあ簡単な言葉になってしまいますけれども、“すごい”んですよね。歌がすごすぎて笑ってしまうってこういうことかと(笑)、稽古場から肌で感じました。(観客の)皆さんはどうかその迫力に負けず、それぞれの武士の思いや命をかけて戦う熱い姿を、しっかり観ていただけたらと思います」と期待を述べた。
上演時間は、途中休憩10分間を含む、約3時間。本作は2月18日までIMM THEATERで上演されたあと、23日から25日まで兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobeで行われる。なお、2月24・25日公演ではニコニコ生放送でライブ配信が行われるほか、8月2日には同作のBlu-rayが発売される。
明治モダン歌劇「恋花幕明録~前日譚~」
2024年2月8日(木)~18日(日)
東京都 IMM THEATER
2024年2月23日(金・祝)~25日(日)
兵庫県 AiiA 2.5 Theater Kobe
原作:「恋花幕明録」
脚本・演出:
音楽:坂部剛、田川めぐみ
作詞:
振付:EBATO
キャスト
斎藤一:
土方歳三:
木戸孝允:
西郷隆盛:
桐野利秋:
勝海舟:
榎本武揚:
近藤勇:
森鴎外:
エドワルド・スネル:
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