これは下村敦史「同姓同名」(幻冬舎文庫)を原作とした朗読劇。大山正紀はプロサッカー選手を目指す高校生。いつかスタジアムに自分の名が轟くのを夢見て、練習に励んでいた。そんな中、日本中を騒がせた女児惨殺事件の犯人が捕まる。犯人の名は“大山正紀”。やがてサッカー推薦がなくなってしまった大山正紀をはじめ、コンビニで働く大山正紀、アニオタの大山正紀など、犯人と同じ名を持つ“大山正紀”たちの人生が狂い出し……。
大山正紀役を務める森次は「僕自身が得意とする体での表現力を、朗読劇では言葉で表現することに、今からとてもワクワクしていると同時に少し緊張しています……笑 皆様が楽しんでお帰りいただけるように全力で向き合いたいと思いますので、少しでも興味のある方は是非足を運んでいただきたいです」とコメント。
原作の下村は「運悪く猟奇殺人犯と同姓同名になってしまった人々の物語でSNSでの加害という昨今の社会問題がテーマになっており、登場人物全員同姓同名――という異色の設定が話題になりました。小説ならではの仕掛けと企みに満ちたこの作品が朗読劇という形で表現されることに胸が躍ります」と期待を語る。脚本・演出の吉村は原作を読んだ感想を「登場人物全員、同姓同名。斬新かつ難題な設定であることを忘れる面白さに、紙を捲る手が止まりませんでした。さらにミステリーである側面、ネット社会におけるSNSの恐ろしさや、少年犯罪の実名報道、私刑など、“今”広く世間に届くべき作品だと思っています」と述べ、「朗読劇でしか表現することの出来ない、新しい世界を創れるよう、主演の森次政裕さんと共に頑張ります」とつづった。
森次政裕コメント
初めまして森次政裕です。
今回、僕は朗読劇というジャンルに初めて挑戦します。凄く楽しみです!
僕自身が得意とする体での表現力を、朗読劇では言葉で表現することに、今からとてもワクワクしていると同時に少し緊張しています……笑
皆様が楽しんでお帰りいただけるように全力で向き合いたいと思いますので、少しでも興味のある方は是非足を運んでいただきたいです。
劇場で皆様にお会い出来ることを楽しみにしています!
朗読劇「同姓同名」お楽しみに!!!
下村敦史コメント
「同姓同名」は年齢性別問わず国内外で多くの読者の方に楽しんでいただけている作品で、作者としても思い入れが深い一作です。
運悪く猟奇殺人犯と同姓同名になってしまった人々の物語でSNSでの加害という昨今の社会問題がテーマになっており、登場人物全員同姓同名――という異色の設定が話題になりました。
小説ならではの仕掛けと企みに満ちたこの作品が朗読劇という形で表現されることに胸が躍ります。
キャストの皆さんによって命を吹き込まれた物語をどうぞお楽しみください。
吉村卓也コメント
登場人物全員、同姓同名。
斬新かつ難題な設定であることを忘れる面白さに、紙を捲る手が止まりませんでした。
さらにミステリーである側面、ネット社会におけるSNSの恐ろしさや、少年犯罪の実名報道、私刑など、“今”広く世間に届くべき作品だと思っています。
「同姓同名」の作者である、下村敦史さんが創り上げた世界に敬意を払い、決して崩すことのないよう。
朗読劇でしか表現することの出来ない、新しい世界を創れるよう、主演の森次政裕さんと共に頑張ります。
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