アマヤドリではこれまでにもヘンリック・イプセンの作品に取り組んできた。
上演に際し広田は「『激論版』では、原作の形を守りつつも言葉を大分刈り込んでソリッドなドラマに仕立て直し、イプセン戯曲のポテンシャルを最大限に活かした格闘技みたいな会話劇をお見せできればと思います。一方の『疾走版』では、とにかく俳優の身体を頼りにして大胆に戯曲を再構成し、明滅するイルミネーションのような悪夢のフラッシュバックとして人形の家を、つまり、失われた家庭の幸福、崩れ去った近代の夢を、お見せできればなと思います。片方だけでも、もちろん、両方でも。ご来場心よりお待ちしております」とコメントしている。チケットの一般販売は1月20日10:00にスタート。
アマヤドリ本公演「『人形の家』激論版 / 疾走版」
2024年3月15日(金)~24日(日)
東京都 シアター風姿花伝
作:ヘンリック・イプセン
翻訳:毛利三彌(「人形の家」2020年 論創社)
構成・演出:
出演
激論版:
疾走版:沼田星麻、一川幸恵、宮川飛鳥、堤和悠樹、
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ステージナタリー @stage_natalie
アマヤドリが「人形の家」を「激論版」「疾走版」の2バージョンで上演(コメントあり)
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