2月から4月にかけて上演される「ミュージカル『ボディガード』日本キャスト版」の制作発表記者会見が、本日1月9日に東京都内で行われた。
1992年製作の映画「
制作発表記者会見ではまず、歌手・女優のレイチェル・マロン役をWキャストで務める新妻とMay J.が、劇中より「オールウェイズ・ラヴ・ユー」「すてきなSomebody」を伸び伸びと歌唱。Wキャストの2人が共に歌うという、貴重なパフォーマンスを披露した。
その後、大谷を交えた質疑応答ではまず、新妻が元日に起きた令和6年能登半島地震に言及し、「カンパニーを代表し、心からお見舞い申し上げます」とあいさつ。さらに、「(本作への出演は)3度目となりますが、もう一度レイチェルに出会い直すような気持ちでステージに上がりたい。劇中のショーのシーンでは、心から楽しんでいきただきたいので、お客様お一人おひとりを見るような気持ちで臨みたいと思っています」と声出し解禁後の上演となる今回、観客とのコミュニケーションに期待を膨らませた。
レイチェル役に2度目の挑戦となるMay J.は「小さい頃から大好きな作品。曲がどれも素晴らしいので観に来てくださる皆さんに力を届けられるよう、一生懸命がんばりたい」とコメント。また、本作で産後の本格復帰となることに触れ、「今、育児で感じていることが役柄の雰囲気にも伝わったら良いなと思う」と明かすと、先輩ママの新妻が「困ったことがあったら皆で助けるから、と言ってるんです。皆でMayちゃんの子供を育てます!」と宣言し、周囲を笑顔にさせた。
また、2人は冒頭のパフォーマンスを振り返り、「ユニットを組もうかなと思えるくらい、楽しかった」と新妻。感想を問われた大谷は「外に出ていたんです。『入れてくれ』と言ったのですが(笑)」と本番を観られなかったことを悔やみ、リハーサルで観た感想を伝えた。
そんな大谷は、初演・再演に続き、敏腕ボディガードのフランク・ファーマー役を演じる。「なかなか多くを語らない難しい役で、同時に演じがいもある男。前回は気持ちを大事に演じましたが、映像を見返すと“必要なこと”がわかって来て。今回は見え方や立ち姿、手の仕草といった気持ちではカバーできない部分でマイナーチェンジを加え、より良いものを作っていきたいです」と意気込んだ。
公演は2月18日から3月3日まで東京・東急シアターオーブ、9・10日に山形・やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)、30日から4月7日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットは東京・山形公演分が発売中、大阪公演分が1月13日に一般販売開始される。なお、東京・大阪公演では全日程で光ライトスティックが配布される。
「ミュージカル『ボディガード』日本キャスト版」
2024年2月18日(日)~3月3日(日)
東京都 東急シアターオーブ
2024年3月9日(土)・10日(日)
山形県 やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)
2024年3月30日(土)~4月7日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール
原作:ローレンス・カスダン ワーナー・ブラザース映画「The Bodyguard /
脚本:アレクサンダー・ディネラリス
演出・振付:ジョシュア・ベルガッセ
出演
スウィング:新井健太、江崎里紗
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ℕ🕊️ @cieletoile637
聖子さんの「困ったことがあったら皆で助けるから、と言ってるんです。皆でMayちゃんの子供を育てます」という言葉素敵。小さなお子さんのいる女性のミュ俳優の活躍嬉しい。 https://t.co/vfN2Q25nn1