寺山修司没後40年記念 / 紀伊國屋ホール開場60周年記念公演「『三上博史 歌劇』―私さえも、私自身がつくり出した一片の物語の主人公にすぎない―』」が、本日1月9日に東京・紀伊國屋ホールで開幕する。
「三上博史 歌劇」は脚本・演出家ほか、マルチに活動した
本公演では演出を
上演時間は1時間30分を予定。公演は1月14日まで行われる。なお2月3日12:00から3月10日まで、本作のアーカイブ映像がローチケ LIVE STREAMINGで配信される。
三上博史コメント
開幕にあたっての心境
どのようなものをやろうか?
と机上で思い巡らせていた時を経て、構成が整い、肉体を通して稽古をし、そしていよいよ幕が開きます。
みなさんがどんな反応をされるのか?
とても恐ろしいですが、好きなようにやらせていただいているだけなので、どんな反応も受け入れるだけですね(笑)
見どころ
今回の舞台は、肌感を大事にしています。温度のないものはできるだけ外しました。
そこにあるのは、肉体、肉声、生音、匂い……生々しいものだけです。
それは、寺山さんの言葉の数々が、
みなさんに届き、巣食い、居座りやすいようにと、考えた結果です。
作品を通して改めて感じた寺山修司の魅力
その魅力はあまりにも多岐にわたっていて、それぞれが絶妙に絡み合っているので、とてもそれを再現することはできませんが、ボクなりのアプローチで、その入り口くらいには、みなさんをお連れすることができたら、と願っています。
観客へのメッセージ
寺山さんの言葉の群れが飛び交います。
そのワンワードでも、ワンセンテンスでも持ち帰ってもらえましたら、シアワセです。
寺山修司没後40年記念 / 紀伊國屋ホール開場60周年記念公演「『三上博史 歌劇』―私さえも、私自身がつくり出した一片の物語の主人公にすぎない―』」
2024年1月9日(火)~14日(日)
東京都 紀伊國屋ホール
作:
演出・音楽・美術:
共同演出:
上演台本:高田恵篤、寺山偏陸
出演:
演奏:横山英規(Bass)、
※演劇実験室◎万有引力の「◎」は中が●、高田恵篤、高橋優太の「高」ははしご高、今村博の「今」は異体字が正式表記。
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寺山修司没後40年記念公演、“生々しいもの”を届ける「三上博史 歌劇」開幕(舞台写真 / コメントあり) - ステージナタリー https://t.co/W4KXKhKEwi