本作は、三蔵法師一行が天竺への旅をする冒険劇「西遊記」を、日本テレビ開局70年を記念して舞台化するもの。11月に大阪と福岡、12月27日から1月2日にかけて愛知で上演された同作が、東京で披露される。
孫悟空を演じる愛之助は「このところ災害が続いておりますが、私たちにできることはお芝居です。皆さんに元気になっていただくため、全力で務めさせていただきます」とあいさつ。続けて「初日会見というと大抵緊張感があるものですが、(公演全体を通して見たら)ぶっちゃけ今はもう中日を過ぎている(笑)。(堤が考える)日替わりネタが東京でも登場すると思いますので、気を引き締めて後半の天竺へ向かいたいと思います」と場を和ませながら気合いを見せた。
三蔵法師役の
玉竜を演じる
是空国の王子・紅孩児役の
鉄扇公主役の
堤は本作を「信じる道を進むという人間的なテーマと、妖怪の面白さが混じり合った物語です。演出面では、LEDを中心とした技術による見え方の派手さと、舞台を作る生身の人間のパワーの対決が見どころ」と紹介する。
また、新年の抱負を問われた愛之助は「この作品の海外公演をしたいなと思います。(劇中に)海外と共通の話題もたくさん出てくるので、字幕が付けば、楽しんでいただけるのでは」と期待を込める。さらに「すでに『西遊記』をご存じの方は、多くのオマージュに懐かしさを感じていただけると思いますし、『西遊記』をご存じない人にとっても、笑いあり、涙あり、歌あり、ダンスあり、殺陣ありとすべてが詰まった、必ず楽しんでいただける舞台になっています。良い意味で裏切りますので、ぜひ足をお運びいただけたら」と呼びかけ、会見を締めくくった。
上演時間は休憩時間含む約3時間30分。東京公演は1月28日まで行われる。
日本テレビ開局70年記念舞台「西遊記」
2023年11月3日(金・祝)~5日(日)※公演終了
大阪府 オリックス劇場
2023年11月10日(金)~23日(木・祝)※公演終了
福岡県 博多座
2023年12月27日(水)~2024年1月2日(火)※公演終了
愛知県 御園座
2024年1月6日(土)~28日(日)
東京都 明治座
脚本:
演出:
キャスト
孫悟空:
三蔵法師:
猪八戒:
沙悟浄:
玉竜:
紅孩児:
鎮元子:
玉帝・高伯欽:
虎力大仙:
高翠蘭:
鹿力大仙:
羊力大仙:
銀角:
金角:
鉄扇公主:
牛魔王:
太白金星:
巴山虎:
狐角老女:
伊尾木希実、岩見柾孝、内田大地、
ナレーション:
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えり@富山 ER0ラストライブ参戦する @eri_cue
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