“身体的大冒険”を味わって！中村蓉が講師担う芸劇danceワークショップ「√オーランドー」開幕

芸劇danceワークショップ2023 発表公演「√オーランドー 身体的冒険と三百年の遊び」が、本日12月22日に東京・東京芸術劇場シアターイーストで開幕した。

これは、東京芸術劇場が2019年から継続的に行っている一般参加型のダンスワークショップ企画・芸劇danceワークショップの発表公演。今回は、講師を担う中村蓉がワークショップ参加者と共に、ヴァージニア・ウルフの小説「オーランドー」を題材にした作品制作に挑む。

開幕に際し、中村は「様々な経歴を持つ参加者の皆さんは、約3週間のワークショップで、踊って考えて喋って……また踊って考えて……辛抱強く思考と身体の往来に取り組んでくださいました。私たちの身体的大冒険を、ご覧くださる皆さまにも味わっていただけましたら幸いです。どうぞお楽しみくださいませ！」と思いを述べた。

公演は12月24日まで。なお23日公演には、中村と現代美術家のAKI INOMATAによるアフタートークが行われる。

中村蓉コメント

原作「オーランドー」の時代も性別も越えた物語を進行するのは「伝記作家」と名乗る人物。主人公よりお喋りで、出来事の描写の合間に自分の意見をどんどん発言していきます。

この伝記作家よろしく、「オーランドー」の読解をきっかけに生まれた「私たちの思考」を「身体で表してみる」というのが「√オーランドー」の挑戦です。

様々な経歴を持つ参加者の皆さんは、約3週間のワークショップで、踊って考えて喋って……また踊って考えて……辛抱強く思考と身体の往来に取り組んでくださいました。

私たちの身体的大冒険を、ご覧くださる皆さまにも味わっていただけましたら幸いです。

どうぞお楽しみくださいませ！