“第一幕ふぁイナル公演”開幕に山崎彬「いつもの場所で悪い芝居が待ってます」

悪い芝居 第一幕ふぁイナル公演「スーパーふぃクション ふぉーエヴァー」が、12月16日に大阪・扇町ミュージアムキューブ CUBE01で開幕した。

これは、悪い芝居が“第一幕ふぁイナル公演”と銘打って行う公演。作中では、とある劇団の19年に及ぶ“スーパーふぃクション残酷喜劇”が展開する。

本作について、脚本・演出を手がける山崎彬は「2004年12月24日に路上で産声をあげた悪い芝居は、本公演『スーパーふぃクションふぉーエヴァー』を持って、第一幕をふぁイナルします。この19年を思い返しても、純潔の中に射し込みやがった邪悪ばかり蘇るのが人間というものなのでしょうか。舞台を降りれば本性を露わにする。本来、僕たちは逆でなければならんと思うのです。しかしながら、見せかけの愛や張りぼての絆が謳歌する中、それでも人を信じて歩くしかないのです。過去は苦く未来は甘いもので、その未来さえも苦みを伴うならばと、すべてを忘れて前向きに、また第二幕の狼煙を上げるための幕間休憩です。この作品とこの座組が本当の悪い芝居です。この公演で出会ったすべての人と、もう一度出会えますように。舞台も観客席もない、いつもの場所で悪い芝居が待ってます」とコメントした。

大阪公演は12月17日に終了し、21日から26日まで東京・新宿シアタートップス公演が行われる。