「メディア / イアソン」ビジュアル解禁、夫婦役の井上芳雄と南沢奈央が見つめ合う1枚も

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「メディア / イアソン」のビジュアルが解禁した。

「メディア / イアソン」メインビジュアル(宣伝美術:秋澤一彰、宣伝写真:山崎伸康)

「メディア / イアソン」メインビジュアル(宣伝美術:秋澤一彰、宣伝写真:山崎伸康)

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「メディア / イアソン」ビジュアル(宣伝美術:秋澤一彰、宣伝写真:山崎伸康)

「メディア / イアソン」ビジュアル(宣伝美術:秋澤一彰、宣伝写真:山崎伸康)[拡大]

このたび公開されたのは、イアソン役の井上芳雄、メディア役の南沢奈央、そして2人の子供役の三浦宏規水野貴以、加茂智里の姿が収められたメインビジュアルと、床に横たわった井上と南沢が見つめ合うビジュアル。併せて公演スケジュールの詳細が発表された。本作は、3月12日から31日まで東京・世田谷パブリックシアター、4月4日から6日まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールで上演される。

「メディア / イアソン」は、ギリシャ悲劇「メディア」を元に、フジノサツコが脚本、森新太郎が演出を手がけ立ち上げる作品。原作となる「メディア」では、夫イアソンの裏切りによって、我が子を殺める王女メディアの復讐劇が描かれるが、「メディア / イアソン」では、メディアとイアソンの若き日の出会いから、やがて起こる悲劇までが、2人の間に生まれた3人の子供たちの視点を通して描かれる。

出演者のコメントは以下の通り。

井上芳雄コメント

演劇の題材の中でも、最古の部類に含まれるであろうギリシャ神話の物語。改めて読んでみたところ、人間の根本は変わらず、人の弱さや狡さ、それゆえに生まれる喜びや苦しみなどの感情は、時空を超えて普遍的で、リアルに伝わってくるのだと驚きました。僕が演じるイアソンは、人間臭くて、弱いところやダメなところも持ち合わせている役柄です。マイナスな面も演じるのは俳優としてチャレンジでもあり、楽しみです。メディア役の南沢奈央さんは柔らかい印象をお持ちの方なので、その南沢さんが悲劇の後半へむけてどうのように変貌されていくのか、面白い創作の旅ができるのではないかと期待しています。森新太郎さんは様々なアプローチで幅広い演劇作品を創造し、演劇界に衝撃を与える演出家です。今回はどんな世界を立ち上げるのか、どんな体験ができるのか……恐ろしいような楽しみなような気分でいます。

南沢奈央コメント

メディアというと凄惨な復讐劇というイメージが強くありますが、この「メディア / イアソン」ではそれだけではなく、イアソンとの恋や冒険など、様々なエピソードが盛り込まれるとのことなので、現代を生きる私たちも共感できるメディア像を築けるのではないかと思っています。一方で、これまでに演じたことのないような感情も映し出す役柄なので、自分でも知らない自分が出てくるのではと少し怖さも感じつつ、大きな挑戦への期待でいっぱいです。森新太郎さんの演出作へは二度目の出演となります。誰よりも早く稽古場にいらしてプランを練り、誰よりも高い演劇への熱量をお持ちの森さんの演出にお応えし、さらには期待を超えていきたいと意気込んでいます。イアソン役の井上芳雄さんとは一番濃密に対峙することになると思うので、遠慮せずぶつかっていきたいです。森さんを筆頭に、俳優としての実力が高く、舞台経験も豊富な共演者の皆さんと、魂を込めて作品を作っていけたらと思います。

三浦宏規コメント

舞台人として、いつの日か挑みたいと思っていたギリシャ悲劇の世界。それが今回、メディアとイアソンというその世界を代表するような傑作で、それも森新太郎さんの演出で叶うことになり、今ものすごくしびれています。壮大なギリシャ悲劇の世界をわずか5人の出演者でどう演じていくのか。僕自身も複数の役を演じる予定とお聞きし、今までに経験したことのない、予測不能な舞台になりそうです。「何でもやります!」という意気込みで、恐れず、森さんと共演者の皆様と一緒の船に乗り込み、世界へ飛び出していくような気持ちです。初めてづくしで、一体どうなるんだろう?と思いつつも、これまでにやってきたことを信じて、森さんと、井上さん、南沢さんをはじめとする共演者の皆様から様々なことを吸収し、俳優としての幅を広げていけたらと思っています。

水野貴以コメント

中学生の時、ギリシャ神話のミュージカルに出演し、以来、様々な物語に触れました。神話の登場人物はどこか破天荒で、リアリティがあまりないイメージです。でもこの「メディア / イアソン」では、人間味のあるキャラクターを打ち出してくださるとのことで、お客様にも感情移入していただける、心打たれるギリシャ悲劇になるのではと、とても楽しみにしています。森さんの演出は、役者や演劇に対する愛と情熱に満ちていて、私自身はメディアとイアソンの子どものほか、様々な役を演じるということもあり、気力、体力、集中力をもって挑む覚悟が必要だと思っています。でも、私はそんな森さんの稽古場が大好きですし、いまだかつてない、新しいギリシャ悲劇をお見せできるよう努めたいと思います。

加茂智里コメント

演劇を始めた頃からたくさん足を運んできた世田谷パブリックシアター。舞台と客席との一体感や、俳優の肌感を感じられる劇場です。多種多様なキャラクターが登場するギリシャ悲劇を出演者5人で演じるという未知の体験に、不安と期待とが入り混じりながらも、私がこれまで客席で感じてきたような熱量をお伝えできたらと思っています。これまで私が参加させていただいた森さんの稽古場には、かわいらしい小道具がそこかしこに有りました。そんな小道具を扱っていらした姿に、森さんご自身、実はかわいらしい一面をお持ちなのではないかとひそかに思っています。一方で、厳しく緻密でリアルな演出をされる方ですし、どんな舞台になるのか、皆様も楽しみに待っていていただければと思います。

この記事の画像(全4件)

「メディア / イアソン」

2024年3月12日(火)~31日(日)
東京都 世田谷パブリックシアター

2024年4月4日(木)~6日(土)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

脚本:フジノサツコ
演出:森新太郎
出演:井上芳雄南沢奈央三浦宏規水野貴以、加茂智里

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まるまる🎼🎹 @xt9nLCxy3cLNGhe

素敵なビジュが発表されてる https://t.co/Q9UESl6VSz

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