本作は、孫文の辛亥革命に関わりがあった日本人革命家・宮崎滔天をモチーフにした
本作は熊本公演後、12月17日から24日まで東京・駅前劇場でも上演される。
流山児祥 コメント
この物語の主人公は明治時代の革命家:宮崎滔天。自由民権の精神が充満した熊本が生んだ面白い男です。革命に挫折し、浪曲師になるというのもすごくドラマチック。転向ではなく、彼にとってはイコール。大衆芸能の本当の力を感じられる舞台です。歌って、踊って、唸って、宮崎滔天役のシライケイタや桃中軒雲右衛門役の井村タカオは喉を絞って浪曲でも魅せなきゃならないから本当に大変です。演劇というより大衆芸能としても見ていただける面白い作品に出上がっています。主人公は、宮崎滔天と言いながらも、滔天を革命家として仕上げていった女たちが実に魅力的な舞台でもあります。2023年に宮本研の面白さを僕も再発見! 初めてのみなさんもじっくり堪能してください。
まず、滔天と僕の故郷、熊本県荒尾市で開幕し、下北沢に向かいます。
ぜひ、劇場に足をお運びください。
みなさまのご来場を、メンバー一同お待ちしています!!
シライケイタ コメント
役者冥利に尽きる役に出会えることは、そう多くない。宮本研さんの描く宮崎滔天は、まさにそんな役だ。
滔天の抱いた夢の大きさ、滔天に惚れた作家の想いの大きさ、滔天を演じた先人たちの偉大さ、どれをとっても身震いするような歴史の上に、今我々は立っている。
昨年、コロナで夢半ば、我々の舞台はある日突然強制的に幕が降りた。こんなことがあるのだ、人生には。
再演の機会を頂いたからには、愛すべき仲間たちと悔いの無いように演りたい。滔天の夢見た革命を演劇で起こせると信じて、存分に力んで演じたい。
流山児★事務所「夢・桃中軒牛右衛門の」
2023年12月10日(日)
熊本県 荒尾総合文化センター
2023年12月17日(日)~24日(日)
東京都 駅前劇場
作:
脚色:
演出:
出演:
※山崎薫の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
流山児祥 @ryuzanji3
流山児★事務所「夢・桃中軒牛右衛門の」が明日開幕、流山児祥「大衆芸能の力を感じられる舞台」と自信(舞台写真 / コメントあり) https://t.co/5ibprxoqyD