「演劇ドラフトグランプリ」は、昨年荒牧の発案で始まった“ガチンコ演劇バトル”。20分以内の演目、オリジナル脚本、衣裳チェンジなし、出演者が動かせない大道具の使用禁止などのルールのもとで作品が披露され、審査員、会場にいる観客、配信を視聴する観客による投票で優勝劇団が決定する。2度目の開催となる今年は、荒牧、
劇団「恋のぼり」が披露したのは、
このほかイベントでは4チームが作品を上演した。高野率いる劇団「びゅー」は、色鮮やかな衣裳をたなびかせながら登場し、
染谷座長の劇団「国士無双」は、
七海が座長を担う劇団「品行方正」は、
荒牧座長の劇団「一番星」は、
また、各劇団による発表の合間に楽屋から中継でイベントを盛り上げていたのが、楽屋レポーターの
5チームによる作品披露が終わり、表彰式ではグランプリの劇団名が中川により読み上げられた。劇団「恋のぼり」の面々は拍手を浴びながら前に進み出て、鈴木から座長の玉城に優勝旗が贈られた。私オムは「このチームで芝居ができて良かったです!」とコメントし、玉城は「鯉のぼりを掲げたあとに、この優勝旗を掲げられたこと、本当にうれしく思います。素敵な催しをやってくれたマッキー(荒牧)、ありがとうございました!」と感謝を口にし、メンバーと喜びを分かち合った。
結果発表後、全劇団の演出家と俳優たちが一言ずつあいさつした。川尻は「悔しいので、また呼んでいただけたらコメディでてっぺん取りたいです」と闘志を燃やし、松崎は「素晴らしい5作品を観られたこと、すっごく幸せでしたが、すっごく悔しい。この気持ちを糧にこれからの演劇を作っていきます」と言葉に力を込める。中屋敷は「リーダーが言っていた『良い子にしていれば来年会える』を信じて、これからもがんばっていきます」と作品に絡めて意気込みを述べ、三浦は七海座長のリーダーシップに感謝を伝えながら「(5作品を観て)演劇の可能性はまだまだあるなと感じました!」と期待に声を弾ませた。俳優たちは、今回参加できたことへの喜び、負けた悔しさ、演劇や演劇業界への思いなど、それぞれ気持ちを述べた。
プロデューサーの荒牧は、演劇への愛、すべての関係者への感謝を語りながら「今日を通して、演劇を愛する気持ちがさらに深まりました」と話す。最後に、荒牧の「本日は、誠に!」を音頭に、参加者が「ありがとうございました!」と声をそろえ、イベントは終幕を迎えた。
なお、舞台専門プラットフォーム・シアターコンプレックスTOWNでは、12月13日18:59まで見逃し配信を実施。配信終了後は、19日23:59までメイキング映像を楽しめる。
「演劇ドラフトグランプリ2023」
2023年12月5日(火)※公演終了
東京都 日本武道館
プロデューサー:
総合演出:
総合司会:
ナビゲーター:
レポーター:
特別審査員:
参加劇団
劇団「一番星」
座長:荒牧慶彦
脚本・演出:
演劇テーマ:アイドル
出演:
劇団「びゅー」
座長:
脚本・演出:
演劇テーマ:天気
出演:
劇団「国士無双」
座長:
脚本・演出:
演劇テーマ:宝箱
出演:
劇団「恋のぼり」
座長:
脚本・演出:
演劇テーマ:初恋
出演:
劇団「品行方正」
座長:
脚本・演出:
演劇テーマ:待ち合わせ
出演:
※高木俊の「高」ははしご高が正式表記。
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