戸塚祥太、田村孝裕の“四兄弟”描く新作「緑に満ちる夜は長く…」で主演「没頭したい」

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戸塚祥太主演の舞台「緑に満ちる夜は長く…」が、3月1日から17日まで東京・新国立劇場 小劇場、30・31日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演される。

上段は戸塚祥太、中段左から加藤虎ノ介、山口森広、溝口琢矢、下段左から坂田聡、高橋由美子。

上段は戸塚祥太、中段左から加藤虎ノ介、山口森広、溝口琢矢、下段左から坂田聡、高橋由美子。

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戸塚祥太

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これは、田村孝裕が作・演出を手がける最新作。劇中では、女手一つで育てられた四兄弟の、母の死をきっかけに動き出す物語が、追想と現在の出来事を織り交ぜて描かれる。戸塚が三男ユウ役を演じ、長男ゴウ役に加藤虎ノ介、次男カイ役に山口森広、四男ケイ役に溝口琢矢、鍵屋役に坂田聡、そして母アキナ役に高橋由美子がキャスティングされた。

舞台は、雪深い田舎町にぽつりと建つ緑川家。大人になった兄弟たちは実家を出て行ったが、とあるハンデを抱える三男だけは母と暮らし続け、やがて母を看取った。母の葬儀の日、久しぶりに集まった兄弟たちが母の金庫を開けると、そこには家族の重大な秘密が眠っていて……。

田村は「私はこれまで四兄弟、四姉妹、友達四人、四人の母親など『四人』が主役の芝居をたくさん描いてきた。どの作品も三番目を物語の中心にしがちで、作品の色を決めることが多い。私の目に映る戸塚祥太さんはグループの中でも異彩を放ち独特な存在感。浅く広くというより狭く深く思考を巡らせるイメージがある。本作は四兄弟の中で異彩を放つ三男が、母の死をきっかけに、家族を狭く深く掘り下げる物語になりそうだ。通夜のあとの“寝ずの番”に巻き起こる、面倒臭くも愛おしい緑川家の長い夜を、ぜひ覗き見しにいらしてください」とコメント。

戸塚は「田村孝裕さんの作品『緑に満ちる夜は長く…』に初参加させていただきます。新しい環境に飛び込む時には怖い気持ちもありますが、喜びの方がはるかに大きいです。共演者の皆様とスタッフさんと距離を近づけながら家族のように過ごしてお芝居なのかリアルなのか境目が曖昧になるくらい没頭したいです。人間の綺麗なところも汚いところも露わになった上で、それでも人生は美しいと言えるような。生きることは素晴らしいと言いきれるような。そんなお芝居になれたらいいなと思っております。お客様の心を動かせるように精一杯準備しますので、是非劇場にお越しください」と意気込みを語った。

チケットの一般販売は1月20日10:00にスタート。

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舞台「緑に満ちる夜は長く…」

2024年3月1日(金)~17日(日)
東京都 新国立劇場 小劇場

2024年3月30日(土)・31日(日)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール

作・演出:田村孝裕

キャスト

ユウ(三男):戸塚祥太
ゴウ(長男):加藤虎ノ介
カイ(二男):山口森広
ケイ(四男):溝口琢矢
鍵屋:坂田聡
アキナ(母):高橋由美子

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