これは、スペースノットブランクが
開幕に際し松井は「この作品をうまく説明できないのですが、それは今までやったことのない試みだからです。今回、僕は初めてのことをやってきて、現在もやっています。それがとてもスリリングで楽しいです」と思いを述べ、「スペースノットブランクのお二人に乗せられて独特な経験をさせてもらっています。自分の名前がついてはいますが、創作や芸術に関しての広くオープンな作品になっていると思います」と自信を見せる。
また小野と中澤は「年にして20年の生まれるタイミングの差がある、しかし同時代を生きる舞台芸術に関わる何かしらの作家として活動する同士である松井周さんと私たちが、舞台に現れ、上演という時間と空間を用いて対話を行ない、それを観客の皆様に一部始終お見せします。一体どう見えるのか、どのように見ていただけるのか、まだまだわからないことばかりです」と言い「ジェローム・ベルとは面識はありませんが、ジェローム・ベルが考え出した『原案』を、私たちが追体験しようとする、『継承』しようとすることで、ジェローム・ベルが考えていることを知ることができている気がします。私たちから知ったそれらを伝えることもできますが、皆様にもぜひ追体験していただきたいとも思います。気になる方は、ジェローム・ベルのWebサイトから、メールを送ってみてください。こまばアゴラ劇場にて、皆様のご来場を心よりお待ちしております」と観客にメッセージを送った。
上演時間は約1時間45分、公演は11月27日まで。
松井周コメント
この作品をうまく説明できないのですが、それは今までやったことのない試みだからです。今回、僕は初めてのことをやってきて、現在もやっています。それがとてもスリリングで楽しいです。作品の枠組みや内容や稽古の新鮮さももちろんのこと、何より、初めての身体感覚で舞台に上がっているという部分が大きいです。スペースノットブランクのお二人に乗せられて独特な経験をさせてもらっています。自分の名前がついてはいますが、創作や芸術に関しての広くオープンな作品になっていると思います。よろしくお願いします。
小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク コメント
小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク「松井周と私たち」
2023年11月23日(木・祝)~27日(月)
東京都 こまばアゴラ劇場
原案:ジェローム・ベル「ピチェ・クランチェンと私」(2005年)
演出・出演:
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藤家矢麻刀/Yamato Fujiie @fy678
行きたかった。
最近ほんとに何にも行けない。 https://t.co/gvky2z4k1B