十八世中村勘三郎十三回忌追善公演を東京と愛知で開催、中村勘九郎・中村七之助らが出演

十八世中村勘三郎十三回忌追善公演が、来年2月に東京、3月に愛知で行われる。

勘三郎の十三回忌追善となる本公演では、勘三郎の長男・中村勘九郎、次男・中村七之助といったゆかりの出演者と演目がそろい、勘三郎をしのぶ。

来年2月2日から26日まで東京・歌舞伎座で行われる「猿若祭二月大歌舞伎」には、昼の部に中村鶴松、七之助らの「新版歌祭文」、中村獅童らの「釣女」、勘九郎、七之助らの「籠釣瓶花街酔醒」がラインナップされた。夜の部では勘九郎の長男・中村勘太郎が猿若、七之助が出雲の阿国を勤める「猿若江戸の初櫓」、中村芝翫らが出演する「義経千本桜」、勘九郎が狂言師右近後に親獅子の精、勘九郎の次男・中村長三郎が狂言師左近後に仔獅子の精を勤める「連獅子」が上演される。チケットの一般販売は1月14日10:00にスタート。

来年3月6日から18日には、愛知・平成中村座（学校法人同朋学園 同朋高等学校 体育館）で行われる「名古屋平成中村座 同朋高校公演」を実施。同公演では昼の部で七之助が弁天小僧菊之助を勤める「弁天娘女男白浪」、勘九郎が山蔭右京を勤める「身替座禅」が上演され、夜の部で勘九郎らの「義経千本桜」、七之助と鶴松の「二人藤娘」が披露される。チケットは1月20日10:00に発売予定。