「ラヴ・レターズ~2024 New Year Special~」が、来年1月19日、24日、29日に東京・PARCO劇場で上演される。
「ラヴ・レターズ」は、1989年にアメリカ・ニューヨークで初演されたA.R.ガーニーの作品。PARCO劇場では1990年8月の初演以降、33年間にわたって上演を続けており、これまでにのべ518組が出演した。「ラヴ・レターズ」の劇中では、幼なじみのアンディーとメリッサによる長年の手紙のやり取りがつづられる。
PARCO劇場版「ラヴ・レターズ」の立役者である故・青井陽治の思いを受け継ぎ、2018年以降の公演に参加している
上演決定に際し、藤田は「『LOVE LETTERS 2024 New Year Special』今年もまた新しいシーズンを担えることを心から幸せに思っています。石田彰さんと緒方恵美さん。阪本奨悟さんと矢吹奈子さん。岡本圭人さんと若村麻由美さん。愛に包まれた素晴らしいカップルとの仕事がとても楽しみです」と期待を明かした。
チケットの一般販売は12月9日にスタート。藤田と各キャストのコメントは以下の通り。
藤田俊太郎コメント
「LOVE LETTERS 2024 New Year Special」今年もまた新しいシーズンを担えることを心から幸せに思っています。
石田彰さんと緒方恵美さん。
阪本奨悟さんと矢吹奈子さん。
岡本圭人さんと若村麻由美さん。
愛に包まれた素晴らしいカップルとの仕事がとても楽しみです。ラヴ・レターズという名のリーディングドラマ、朗読劇。カップルの皆様と稽古を通して言葉の魂を共鳴し合い、このシンプルで素敵な物語をお客様にお届けしたいと思います。20世紀のアメリカを生きたアンディーとメリッサ。手紙で伝え合う二人が持つ愛の力は、時代を超えて、人を思う気持ちや、想像力、優しさを私たちに与えるのではないかと思います。
2024年の幕開け、不朽の名作と共に過ごす2時間。PARCO劇場でお待ちしております。
石田彰コメント
LOVE LETTERSの舞台に二度目の声をかけていただきました。前回の出演時、当時演出をされていた青井陽治さんから、この舞台では演者が泣いてしまってもそれはそれで構わないとは言われ、案の定物語に飲み込まれ、アンディーとしてではなく石田彰として舞台上で泣いてしまったことが思い出されます。あれから9年が経ち、自分もラストシーンのアンディーの年齢を越えました。アンディーとメリッサの経験には及びませんが、それなりに人生を重ねたこともあり、今回は気持ちを強く持って演じられればと思っています。
緒方恵美コメント
ただ1度だけ。なのに覚えている。
メリッサとしての50年。扉が開いても止まなかった、4回に渡るスタンディングオベーション。
ふと想うだけで、あの日身体中を駆け抜けた熱が、大きなうねりと共に蘇る──そんな舞台にもう一度という機会を頂けたことを心から嬉しく、また、引き締まる想いでいます。
終演後、袖でかけて頂いた(前演出)青井先生のお言葉は、あれからの自分の指針でした。
そのお言葉を胸に、新しい座組の中で再び向かえるその日、私の心はどう動くのだろう?
楽しみだけど怖い。怖いけれどーー静かにその日を迎えたい。
一期一会。どうぞよろしくお願い致します。
阪本奨悟コメント
長い間、みなさんに愛されてきたラヴ・レターズに挑戦することはとても楽しみな気持ちと同時に緊張もありますが、朗読劇というこのラブストーリーを今の自分がどう演じるかを楽しみたいと思います。
是非劇場でお待ちしております。
矢吹奈子コメント
まず、この歴史ある朗読劇「ラヴ・レターズ」に携わるということがすごく嬉しく、とても光栄に思っております。
阪本奨悟さんは初共演となるので、今からドキドキわくわくしています。多方面で活躍されている方なのでどんな化学反応が生まれるのか楽しみです。
初めて立つPARCO劇場。
1度きりの本番。
まだ少し緊張しておりますが、楽しみながら、手紙で綴られるドラマを来てくださる方の心に届けられるよう頑張ります。
宜しくお願いします。
岡本圭人コメント
親愛なる皆様へ
この度、「ラヴ・レターズ」という作品でアンドリュー・メイクピース・ラッド三世を演じさせていただくことになりました。岡本圭人です。お相手のメリッサ・ガードナーを演じるのは、僕が初めてストレートプレイに出演した時からお世話になっている若村麻由美さんです。以前、「ラヴ・レターズ」を観劇した際、物語の持つ愛情の力に心が打たれました。そして、この作品を若村さんと共に演じたいと、僭越ながら思いました。まさかこんなに早く実現するなんて……夢のようです。名だたる素晴らしい役者の方々が、歴史を超えて感動を届けてきたこの作品に出演できることは、光栄でもあり、プレッシャーでもありますが、何よりも、この物語を劇場にお越しいただける皆様に届けられることをとても楽しみに思っています! 1日1公演1回限りの舞台。A.R.ガーニーが紡いだ言葉をアンディーとしてメリッサへ、そして皆様の心へ届けられるよう、努めてまいります。皆様の御来場を心よりお待ちしております。
敬意を込めて
岡本圭人
若村麻由美コメント
稽古は一度きり? お客様の前で本を持つ? 座ったまま? 30年前の衝撃的な朗読初体験「ラヴ・レターズ」が原点となり、ライフワークの語り芝居「若村麻由美の劇世界」へ発展していきました。私にとって特別な作品です。演出の青井陽治さんは演劇愛に溢れ、真摯なアンディー高嶋政伸さん、知的でチャーミングなアンディー野村萬斎さんとの一期一会で、毎回違うメリッサを生きる事が出来たことは幸せでした。5回目となる今回は、初めての藤田俊太郎さん演出と、「Le Fils 息子」で親子役だった岡本圭人さんのアンディー! 朗読のなせる技です。お母さんに見えないよう、今の私らしいメリッサを楽しみたいと思います(笑)
「ラヴ・レターズ~2024 New Year Special~」
2024年1月19日(金)、24日(水)、29日(月)
東京都 PARCO劇場
作:A.R.ガーニー
訳:青井陽治
演出:
出演
1月19日公演:
1月24日公演:
1月29日公演:
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