「剥愛」は、
囲み取材には、脚本・演出を手がける山田、さとうをはじめとする6名のキャストが出席。山田は「コロナ禍を経て、新作を上演できることをとてもうれしく思います。6名の強靭な俳優の力をお借りして、皆様に楽しんでいただける作品ができました」と手応えを語る。剥製師の父を持つ長女・菜月役のさとうは「本当に素敵な作品と出会えたという気持ちでいっぱい」と心境を明かし、次女・栞役の
剥製師である父役の
「剥愛」というタイトルにちなんで、「化けの皮を剥いださとうはどんな人か?」という話題になると、岩男が「実は舞台稽古中に心霊現象のようなものに遭遇して……」と口火を切る。岩男が、暗転中に腰の曲がった90歳くらいの老婆とすれ違ったというエピソードを明かすと、さとうが「ごめんなさい! それ、私だ! 手探りしながら歩いても何も見えなくて本当に怖いんだよ(笑)」と回答。すると山田が「ほなみちゃんの化けの皮を剥いだら、おばあちゃんになるということで(笑)」とまとめ、ドッと場をわかせた。
また、作品への理解を深めるために、キャスト・スタッフが実際に剥製工房を訪れたエピソードも飛び出す。さとうは「初めは剥製が苦手だったんですけど、剥製工房を見学させてもらったことによって、『剥製ってかわいいな』と思えるようになったんです。みんな柔らかい表情をしていて、怖いというイメージが払拭されました。舞台に登場するたぬきの剥製がお気に入りなので、舞台美術にも注目してほしいです」と注目ポイントを挙げた。
上演時間は約2時間5分で、東京公演は11月19日まで。その後、22・23日に愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース、25・26日に大阪・扇町ミュージアムキューブで上演される。
関連する特集・インタビュー
□字ック 第15回本公演「剥愛」
2023年11月10日(金)~19日(日)
東京都 シアタートラム
2023年11月22日(水)・23日(木・祝)
愛知県 穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース
2023年11月25日(土)・26日(日)
大阪府 扇町ミュージアムキューブ
脚本・演出:
出演:
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瀬戸さおり @saori_seto0919
#剥愛
本日初日😌✨
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