彩風咲奈のリサイタル「ALL BY MYSELF」上演決定、朝美絢ら「仮面のロマネスク」全国ツアーも

宝塚歌劇団雪組トップスター・彩風咲奈主演「彩風咲奈ドラマティック・リサイタル『ALL BY MYSELF』」が、来年4月15日から21日まで神奈川・相模女子大学グリーンホール、5月4日から8日まで大阪・NHK大阪ホールで上演される。

「ALL BY MYSELF」は、野口幸作が彩風の名場面を中心に構成しつつ、2幕構成のストーリーに仕立てる公演。劇中では、彩風演じるまもなく長い旅に出かける劇場のトップスター、ミスター・ブルームと、彩風の舞台生活の軌跡を重ね合わせたメタシアター的なリサイタルが展開する。チケットの一般前売は、神奈川公演分が来年2月24日、大阪公演分が3月24日にスタート。

併せて、朝美絢と夢白あやが主演を務める宝塚歌劇雪組「ミュージカル『仮面のロマネスク』～ラクロ作『危険な関係』より～」「ショー・パッショナブル『Gato Bonito!!』～ガート・ボニート、美しい猫のような男～」の全国ツアーが、来年4月から5月にかけて大阪・静岡・長野・新潟・埼玉・愛知・岐阜で行われることも決定した。「ミュージカル『仮面のロマネスク』」は、ラクロの近代フランス心理小説「危険な関係」を原作としたラブストーリー。1997年に高嶺ふぶき、花總まりにより初演され、その後も宝塚歌劇団で上演が重ねられてきた。今回は脚本を柴田侑宏、演出を中村暁が担当する。劇中では、1830年のフランス宮廷を舞台に、周囲の女性たちを次々ととりこにする美貌を持つ青年貴族・ヴァルモンと、若き未亡人・メルトゥイユ侯爵夫人の、大人の恋の駆け引きが描かれる。

「ショー・パッショナブル『Gato Bonito!!』」は、“美しい猫”をテーマに、藤井大介が作・演出を手がけるラテンショー。2018年に雪組で上演された同作が、今回はブラッシュアップして披露される。チケットの一般販売は、埼玉公演分が来年3月2日、愛知・愛知県芸術劇場 大ホール公演分が17日にスタート。