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K-BALLET Optoは、Bunkamuraと
本作の原案は最果タヒの書き下ろし詩集「シンデレラにはなれない」。振付・演出・舞台美術をジュゼッペ・スポッタが手がけ、出演者には森優貴、
公演に向けて最果は「ヤングケアラー、と言っても、一人一人の『私』『ぼく』がいて、『ヤングケアラーの話』ではなく、無数の『私の話』『ぼくの話』がある。踊ることも、詩も、一つの代表としてものを語るのではなくて、ゆらめく無数の『私』と『ぼく』をそのままで表せるものだと私は思います。だからこそ、届くものがあると信じています」とコメントしている。チケットの一般販売は12月16日にスタート。
最果タヒ コメント
幸せになりたい、と願えることはそれだけで恵まれていることだと思います。自分が幸せを願ってもいい存在だと思えることは、それだけである一つの自由を得ていると思う。
当たり前のことに思えるその願いを、まず「願っている」と言えない人がいて。その人が言葉にするのをやめてしまった気持ちを、言葉にしないで置いてきたからこそ、なんの形にもなれずただ揺らめいている海の中の陽の光のようなその感情を、固めないで、決めつけないで、詩の言葉にできれば、と思いました。
ヤングケアラー、と言っても、一人一人の「私」「ぼく」がいて、「ヤングケアラーの話」ではなく、無数の「私の話」「ぼくの話」がある。踊ることも、詩も、一つの代表としてものを語るのではなくて、ゆらめく無数の「私」と「ぼく」をそのままで表せるものだと私は思います。
だからこそ、届くものがあると信じています。
「Orchardシリーズ K-BALLET Opto『シンデレラの家』In association with PwC Japanグループ」
2024年4月27日(土)~29日(月・祝)
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス
原案:最果タヒ「シンデレラにはなれない」
企画・構成:高野泰寿
振付・演出・舞台美術:ジュゼッペ・スポッタ
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ「シンデレラ」(作曲・編曲:クリストフ・リットマン)
出演:森優貴、
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木葉揺(このはゆり) @seek4158
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