遊気舎の五十音シリーズ、次回は“小差し出づ”人々の短編3作「コサシーズ」

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遊気舎「コサシーズ~小差し出ず短編たち~」が、12月8日から10日まで大阪・in→dependent theatre 1stで上演される。

遊気舎vol.53「コサシーズ~小差し出ず短編たち~」チラシ表

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遊気舎の過去公演より。

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久保田浩が作・演出を担う“五十音シリーズ”は、“あ”から“ん”まで五十音順にタイトルを付けた作品を上演していく試み。「コサシーズ」と銘打つ本公演では、“こ”“さ”“し”で始まる3つの短編「来い、濃い、恋。」「去りゆく誰かは」「シーボーズ」を、同シリーズの第10・11・12弾として同時披露。劇中では、“小差し出づ”、つまり、しゃしゃり出る人々の姿が描かれる。出演者には魔瑠、西田政彦、小川十紀子、岸千尋、坂ノ上竜也、要小飴、中迎由貴子、松本祐子、そして久保田が名を連ねた。

久保田浩コメント

久保田浩

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「三つの短編」という世界の中に生きる人たち。

でも、忘れちゃならない「世界は一つ」という現実。

主人公の脇を通り過ぎていく「その人」もどこかの主人公。いつもと違う道を歩くと何かが変わる。

そんなワクワクする世界なのに現実ではない世界を覗こうとしている我々。何かが変わろうとしていく世の中、変えようとするのは人間なのか、人間もまた変わらなければいけないのか。

電車の中でちょっと変わった人がいると、「その人」を見る目と、もう一つ「その人を見る人」を見る目がある。

はたまた「その人を見る人を見る人」を見る目もある。

そんなもんだ人間は。

そして思考する。

そう、画面の中には無い楽しみだ。

「小差し出づ」(利口ぶってしゃしゃり出る。差し出がましい口をきく)連中がそこには居る。

遊気舎的「人間交差点」50音シリーズの「こ」「さ」「し」たち。コサシーズ。

彼らもまた、いつか別の50音と交差点で出会うだろう。そして彼らを東京の「劇場」という「交差点」へいつの日か連れ出そう。せっかく生まれ出た短編たちなのだから。

そんなことも考えている近頃の遊気舎です。

遊気舎代表 久保田浩

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遊気舎vol.53「コサシーズ~小差し出ず短編たち~」

2023年12月8日(金)~10日(日)
大阪府 in→dependent theatre 1st

作・演出:久保田浩
出演:魔瑠、西田政彦、小川十紀子、岸千尋、坂ノ上竜也、要小飴、中迎由貴子、松本祐子 / 久保田浩

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読者の反応

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遊気舎_公式 @yukisya_theater

次回公演について、掲載していただきました❗️座長 久保田浩のコメントも載せていただいています😊
どんな世界が広がっていくのか、どうぞお楽しみに……✨ https://t.co/Z8nAki45XJ

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