納谷真大の“ワタクシ演劇”、ELEVEN NINES「オトン、死ス！」

ELEVEN NINES「オトン、死ス！」が、12月6日から13日まで北海道・生活支援型文化施設 コンカリーニョで上演される。

これはELEVEN NINESの、約3年ぶりの新作本公演。ELEVEN NINESの納谷真大が作・演出を手がける本作では、納谷が2018年に父を亡くした実体験に基づく“ワタクシ演劇”が展開する。出演者には納谷のほか、明逸人、小島達子、上總真奈、澤田未来、菊地颯平、梅原たくと、坂口紅羽、内崎帆乃香、沢井星香が名を連ねた。

本作について納谷は「『親が死ぬ』を恐れていた私。『親の死に目』に立ち会った私。劇の本番があることにかこつけて通夜も葬儀もスルーした私。『親の死の受容』から逃げてきた私。そんな私が、『オトンの死』と向き合うため、イレブンナインのメンバーの力を借り、この劇をつくります。そんな私情を、みなさんに観せようとして申し訳ないですが、せめて大爆笑してもらえるよう、全力を尽くしますので、お許しください」とコメントしている。