和田ながら×新垣七奈のコラボ、“これまでで最もポップ”なジャン・コクトー「声」開幕

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出会いシリーズ1 和田ながら×新垣七奈 ジャン・コクトー「声」が、昨日10月21日に沖縄・那覇文化芸術劇場なはーと 大スタジオで開幕した。

出会いシリーズ1 和田ながら×新垣七奈 ジャン・コクトー「声」より。(撮影:北上奈生子)

出会いシリーズ1 和田ながら×新垣七奈 ジャン・コクトー「声」より。(撮影:北上奈生子)

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出会いシリーズ1 和田ながら×新垣七奈 ジャン・コクトー「声」より。(撮影:北上奈生子)

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本作は、異なる地域で活動するアーティスト同士の“出会い”や、観客と戯曲の“出会い”を目的とした、那覇文化芸術劇場なはーとの企画「出会いシリーズ」の第1弾。今回は、フランスの作家ジャン・コクトーの原作を、京都を拠点にするしたための和田ながらが演出し、沖縄県内で活動している演劇ユニット多々らの新垣七奈が出演する。なお舞台美術を現代演劇に初挑戦となる彫刻家・丹治りえ、ドラマトゥルクを劇作家・兼島拓也が担当している。

出会いシリーズ1 和田ながら×新垣七奈 ジャン・コクトー「声」より。(撮影:北上奈生子)

出会いシリーズ1 和田ながら×新垣七奈 ジャン・コクトー「声」より。(撮影:北上奈生子)[拡大]

舞台は、クロマキー合成をテーマにした緑の部屋。ジェラートピケの部屋着に身を包んだ女(新垣)は、ベッドの上で受話器を手にし、耳にあて、声を出す。沈黙が訪れ、また声を出す。彼女と相手を結ぶ線は、次第に彼女の首に巻き付いていき……。

左から和田ながら、丹治りえ、新垣七奈、兼島拓也。(撮影:北上奈生子)

左から和田ながら、丹治りえ、新垣七奈、兼島拓也。(撮影:北上奈生子)[拡大]

開幕に際し和田は「1930年にコクトーが書いた戯曲に対して、2023年のメディア環境に暮らすわたしたちがとにもかくにも実直に応答した上演になりました。この作品の分厚い上演史の一番新しいところに、おそらくはこれまででもっともポップでキュートかつ誠実な色を付け加えられたであろうことを光栄に思います。手ごわい戯曲をやるのは、とても楽しい。一緒にプレイしてくれたプロダクションのみなさんに感謝します。明日は今日よりも強くてニューゲーム」とコメント。

出会いシリーズ1 和田ながら×新垣七奈 ジャン・コクトー「声」より。(撮影:北上奈生子)

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新垣は「初日を無事に迎えられたことにとても安心しています。合図をもらって舞台に飛び出ると、この1ヶ月間密に付き合ってきた舞台美術やアイテム達もなんだか緊張しているように感じて、舞台上には私1人なはずなのにひとりではないような不思議な感覚でした。私はみんなを信じて、想像の先へ。この声が続いていきますように」と思いを述べた。

上演時間は約1時間30分。公演は本日10月22日まで。

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出会いシリーズ1 和田ながら×新垣七奈 ジャン・コクトー「声」

2023年10月21日(土)・22日(日)
沖縄県 那覇文化芸術劇場なはーと 大スタジオ

原作:ジャン・コクトー “LA VOIX HUMAINE” by Jean COCTEAU
翻訳:渡邊守章(デュラス コクトー 渡辺守章:訳「アガタ / 声」光文社古典新訳文庫)
演出:和田ながら
出演:新垣七奈

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したため @shitatame

きのう初日を迎えた『声』について、ステージナタリーに掲載されました。和田がコメントを寄せています。 https://t.co/MlrsYIbwUa

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