た組「綿子はもつれる」台湾公演スタート、加藤拓也「ここまでリアクションが貰えるなんて」

た組「綿子はもつれる」台湾公演が、昨日10月20日に台湾の雲門劇場CLOUD GATE Theatreで開幕した。

「綿子はもつれる」は、加藤拓也が作・演出を手がけ、今年5月に東京で初演された作品。作中では、関係の破綻した夫婦が、妻と不倫相手の間に起きた出来事によって、夫婦関係の再構築を始めるさまが描かれる。出演者には、安達祐実、平原テツ、鈴木勝大、山脇辰哉、秋元龍太朗、天野はな、安川まりが名を連ねた。上演は日本語で行われ、中国語の字幕が付く。

初日を終えた感想を、加藤は「今、初日を終えて、劇場から出てくる人達と沢山話をしています。初めての海外公演で、違う文化の人達と演劇を通して、違う価値観と感想を共有して思ったことは、多くのリスペクトを惜しみ無く伝えてくれるのだということでした。ここまでリアクションが貰えるなんて思ってませんでした。今は新しい観客達と僕も知らなかった自分の演劇を作らせてもらってることを楽しめればと思います」とコメントした。

上演時間は約1時間40分で、公演は明日10月22日まで。