食む派 新作公演「ファミリーレストランの肖像」が来年1月24日から28日まで東京・こまばアゴラ劇場にて上演される。
これは、生活や暮らしの身近なモチーフを軸にした作品を手がける、はぎわら水雨子が主宰する演劇ユニット・食む派の新作。今回はファミリーレストランを舞台にした“幻想中流家族譚”が展開する。
上演に際しはぎわらは「私はたぶん人生のかなりの時間と重要な瞬間を、ファミリーレストランで過ごしているのではないか、とふと思いました」「私とってファミレスは心のおちつく場所なのです。家族とは何をもって家族なのだろう、ということを、あたたかさときびしさをどちらも両手で包みながら、大切に描いてお届けすることができたら、と思っています」とコメントした。
出演者には
はぎわら水雨子コメント
私はたぶん人生のかなりの時間と重要な瞬間を、ファミリーレストランで過ごしているのではないか、とふと思いました。ドリンクバーと席を何往復したか、何度ラストオーダーを訊かれたか、もう数えきれないほどに。
人と笑い合うのも、真剣な話をするのも、そして一人で本を読んだり脚本を書いたり孤独や思いを巡らせたりするのにも、いつも何かとすぐそこのファミリーレストランへ足を運んでいる気がします。
どちらかというと「ファミレスにいる」ことの方が目的で、実はご飯を食べようとして行っているわけではないのかも、なんて思ったりして、それくらい、私とってファミレスは心のおちつく場所なのです。
家族とは何をもって家族なのだろう、ということを、あたたかさときびしさをどちらも両手で包みながら、大切に描いてお届けすることができたら、と思っています。
食む派 新作公演「ファミリーレストランの肖像」
2024年1月24日(水)~28日(日)
東京都 こまばアゴラ劇場
脚本・演出:はぎわら水雨子
出演:
※2024年1月16日追記:本公演は延期になりました。
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