今年7月に1日限りのプレビュー公演が行われたミュージカル「伝説のリトルバスケットボール団」の本公演が、来年2月15日から25日まで東京・草月ホール、3月2・3日に大阪・松下IMPホールで上演されることが決定した。
パク・ヘリムが作、ファン・イェスルが作曲を手がける本作は、韓国発のオリジナルミュージカル。本国ではミュージカル賞「イエグリーンミュージカルアワード」のミュージカル賞、演出賞、脚本賞にノミネートされた。日本版では、
このたび公開されたメインビジュアルは、プレビュー公演のビジュアルと鏡合わせとなり、背中を向けていた登場人物たちが正面を向いて晴れやかな表情を見せている。
スヒョン役の橋本はプレビュー公演について「終わった時は物凄い達成感で、この1日のために皆で1か月稽古を全力でやった成果が実ってくれたと思いました」と振り返り、「プレビューで全てを注ぎ込んで本当に良い作品に仕上がったので、来年の本公演のハードルを凄くあげてしまったなと今はどきどきしておりますが、プレビュー公演をベースにさらにレベルアップして、皆様のご期待を裏切らないように、しっかり向き合って挑ませていただきたいと思います」と本公演に向けての意気込みを語った。
チケットのオフィシャル最速先行の受付は本日13日18:00にスタート。また、FABの公式YouTubeチャンネルでは、本編の見どころやキャストが本公演に向けての思いを語るプロモーションムービーが公開されている。
ミュージカル「伝説のリトルバスケットボール団」プロモーション動画
ファン・イェスル コメント
この作品を日本でプレビュー公演を経て、本公演という大変理想的な流れで公演することができ、本当に嬉しいです。2015年に初めてこの作品を韓国で創り、その間多くの韓国の観客の方々と一緒に泣いて笑ったその思い出が蘇ります。その時間がどんなに大切で、特別だったものかを。プレビュー公演を拝見し、本公演が行われることを聞き、この話や音楽のメッセージが揺らぐことなく、日本にいらっしゃる観客の方々にもよく伝わっていくであろうと確信しています。日本で本公演をご覧になる皆様が、「バスケットボールは一人でするのではなく、みんなでするものなんだ。」という劇中のセリフのように、この作品を通じて暖かいぬくもりとエネルギーを共に分かち合える「伝説のリトルバスケット団」のメンバーの一員である、「私たち」になって欲しいと、心より願っております。
TETSUHARU コメント
韓国ミュージカルというと、あまりピンとこない方もいらっしゃると思いますが、この作品は是非触れていただきたい素晴らしい作品です。素敵な楽曲たちとともに6人のキャストが様々な役柄を演じ分けていきます。また、ミュージカルでは重要な要素である音楽は生演奏でお届けいたしますので大きな見所の一つとなっております。バスケットボールを通じ、時を越え、友情や仲間の大切さをテーマに成長して行く青春群像劇。グランドミュージカルとはまた一味違う魅力がギュッと詰まった作品です。ぜひ劇場で体感していただけたら幸いです。
橋本祥平 コメント
プレビュー公演が終わった時は物凄い達成感で、この1日のために皆で1か月稽古を全力でやった成果が実ってくれたと思いました。袖にはけたときに皆さんの顔が笑顔だったので、それが答えだったなと思っています。この「伝説のリトルバスケットボール団」は韓国で10年間続いているという凄い作品で、そんな作品を日本で演じられることは凄く光栄に感じていますし、観てくださった方の反応を見て、作品の魅力を改めて感じています。プレビューで全てを注ぎ込んで本当に良い作品に仕上がったので、来年の本公演のハードルを凄くあげてしまったなと今はどきどきしておりますが、プレビュー公演をベースにさらにレベルアップして、皆様のご期待を裏切らないように、しっかり向き合って挑ませていただきたいと思います。ぜひ皆様劇場に足を運んでください。
梅津瑞樹 コメント
プレビュー公演を終えた直後は晴れ晴れとした気分で、汗と共に色々なものを出し尽くしました。
でも、やっぱり1日だけなので、やり切ったとは思いつつも、物足りなさやもっと上を目指せたなという思いがあります。だからそういう意味では、本公演を楽しみにしています。
本公演はプレビューと比べ、客席と舞台上の距離も物凄く近くなりますし、僕らも演技のやり方を変えなければいけない。キャパによって映える演技、意味のある演技と意味のない演技っていうのがあるので、そこはプレビューと本公演があることの醍醐味だと思っています。なおかつ実際のボールを使ってバスケシーンを描くので、お客様には演劇の生ならではの側面がより、この作品は強く体感できて、楽しんでいただけるんじゃないかなと思っています。
糸川耀士郎 コメント
プレビュー公演は客席のお客様から、この作品を観た熱気がカーテンコールなどから伝わってきて、お客様にきちんと届いたんだなと思えた素敵な公演になりました。この作品は、緻密に計算された台本だったり、それを盛り上げる曲だったり、色々なものが詰まっています。本当に良いメンバーが揃って化学反応を起こしているのがこの「伝説のリトルバスケットボール団」だと思うので、是非注目していただけたらと思います。僕自身今よりもっとバスケが上手くなって、もっと難しいことにチャレンジできたらと思いますし、口コミなどで「すごく面白い演劇がある」と広まるような、本公演をお届けしたいと思っています。
吉高志音 コメント
観ていただいたお客様からの反応が空気感でひしひしと伝わって、一体感を感じる経験をプレビュー公演ではさせていただきました。有難いことにお客様から笑いも起きたりして、本番前はどうなんだろうって不安しかなかったのですが、ジフンという役的にもポージングだったり色々考えて演じていたので、それがうまくいったのかなと思います。本公演では、プレビュー公演よりパワーアップするっていうのはもちろんなんですけれども、公演数も増えますし、開幕までの間、体力づくりにも励んでいきたいと思っています。更に一体感を強くして、バスケを通してみんなが感じた絆だったり青春のワンシーンだったり、キラキラしたものを皆様にお届けできたらと思います。
太田将熙 コメント
プレビュー公演はめちゃくちゃ楽しくて、なによりお客さまのレスポンスが直で返ってくる舞台・ミュージカルの醍醐味みたいなものを凄く味わったそんな1日でした。本公演でも、疾走感や、淡い青色みたいなところは表現できたらなと思っています。この作品は切ないシーンもありますが、その時も楽曲の音色は明るいですし、青春を感じながら切なくなるみたいな、「青い春」という所がやっぱり魅力だと思うので、そこを感じていただけたらと思います。伝説が始まったので、来年まで皆さんの熱を捉えながら、本公演までにこの作品のためにできることをやって、もっともっとレベルアップしたいと皆思っています。良い作品をより届けられるように皆で頑張ります。
平野良 コメント
お客様と劇場で会えるとやっぱりこちらの感情も上がりますし、プレビュー公演はお客様も凄い前のめりで観て下さっていて、一つ一つのリアクションであったり、物語が進行した後半ですとか、グッと入って頂けているなというのが伝わってきたので、僕らもより感情が膨れ上がって楽しかったです。本公演を初めて観るよって方も沢山いらっしゃると思います。本公演はプレビュー公演よりももっと表情が見えるし、もっと汗も見えるし、ドリブルする音が直に聞こえるくらいの濃密な空間で行われます。そのため、よりダイレクトに真実がお客様に伝わる公演になると思うので、バスケの腕をもっと上げたりですとか、より一つひとつがシャープにソリッドにお客様に届くように精進したいと思っています。
ミュージカル「伝説のリトルバスケットボール団」
2024年2月15日(木)~25日(日)
東京都 草月ホール
2024年3月2日(土)・3日(日)
大阪府 松下IMPホール
作:パク・ヘリム
作曲:ファン・イェスル
オリジナル・プロダクション:アンサン文化財団、IM Culture
演出・振付:
日本語上演台本・訳詞:
キャスト
スヒョン:
ダイン:
スンウ:
ジフン:
サンテ:
ジョンウ:
田中葵(キーボードコンダクター)、朝田英之(ギター)、澤田将弘(ベース)、足立浩(ドラム)
※2024年2月20日追記:2月20・21日公演は出演者の体調不良により中止になりました。
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かよmunin @keikova
橋本祥平「ハードルをあげてしまった」とドキドキ、「伝説のリトルバスケットボール団」本公演詳細(動画 / コメントあり) https://t.co/OM7pbpw4ku