道産子男闘呼倶楽部の新作は、下田のモーテルで人生を振り返る2人の男描く

道産子男闘呼倶楽部「きのう下田のハーバーライトで」が10月24日から29日まで東京のOFF・OFFシアターにて上演される。

道産子男闘呼倶楽部は、札幌市出身の扉座・犬飼淳治と登別市出身のモダンスイマーズ・津村知与支、苫小牧市出身の文学座・粟野史浩の、北海道出身者3人による演劇ユニット。北海道・道産子にこだわった作品作りを行っている。

作・演出を蓬莱竜太が手がける「きのう下田のハーバーライトで」では、仕事で下田のモーテルに宿泊している2人の男を巡る物語が展開する。1人はかつて実演販売で人気だった男、もう1人はその付き人兼マネージャーだ。50歳を目前にした2人は、自分たちの人生を振り返り……。

上演に向けて出演者の犬飼と津村、そして蓬莱は連名で「公演に先立ち、出演者である犬飼淳治と津村知与支、作・演出を手がける蓬莱竜太の鼎談を行いました。道産子男闘呼倶楽部が結成された経緯から、蓬莱に課せられた『名作』というオーダー、そして『きのう下田のハーバーライトで』という作品に込められた3人の想いが語られています」とコメントした。