観客の体臭から“匂いのジュース”作り、山内祥太&マキ・ウエダの実験的公演がスタート

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山内祥太&マキ・ウエダ「汗と油のチーズのように酸っぱいジュース」が、本日10月7日に京都・THEATRE E9 KYOTOで開幕した。

山内祥太&マキ・ウエダ「汗と油のチーズのように酸っぱいジュース」より。(撮影:守屋友樹、提供:KYOTO EXPERIMENT)

山内祥太&マキ・ウエダ「汗と油のチーズのように酸っぱいジュース」より。(撮影:守屋友樹、提供:KYOTO EXPERIMENT)

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山内祥太&マキ・ウエダ「汗と油のチーズのように酸っぱいジュース」より。(撮影:守屋友樹、提供:KYOTO EXPERIMENT)

山内祥太&マキ・ウエダ「汗と油のチーズのように酸っぱいジュース」より。(撮影:守屋友樹、提供:KYOTO EXPERIMENT)[拡大]

これは、デジタル技術と身体表現を掛け合わせる次世代メディアアーティスト・山内祥太の初めての舞台作品。このたび感情や記憶と結びつく“匂い”に注目した山内は、嗅覚アーティストであるマキ・ウエダと協働し、“匂いの実験の場”を立ち上げる。劇中の登場人物は蒸留機を使って観客から集めた体臭を香水に作り変え、それを水槽の中で様々な香料と混ぜ合わせることで“匂いのジュース”を作る。さらにそのジュースに身体を浸し……。

山内祥太&マキ・ウエダ「汗と油のチーズのように酸っぱいジュース」より。(撮影:守屋友樹、提供:KYOTO EXPERIMENT)

山内祥太&マキ・ウエダ「汗と油のチーズのように酸っぱいジュース」より。(撮影:守屋友樹、提供:KYOTO EXPERIMENT)[拡大]

開幕に際し、山内は「自身初の演劇作品を作りました。一緒に匂いと戯れましょう」とコメント。マキ・ウエダは「『におう』という言葉はもともと古語で、神々しく輝くものに対する共感覚的な表現でした。この作品は、それを体験するための、贅沢な時空間です」と語った。

公演は10月9日まで。なお本作は「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」の“Shows(上演プログラム)”にラインナップされている。

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「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2023」

2023年9月30日(土)~10月22日(日)
京都府 ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、THEATRE E9 KYOTO ほか

山内祥太&マキ・ウエダ「汗と油のチーズのように酸っぱいジュース」

2023年10月7日(土)~9日(月・祝)
京都府 THEATRE E9 KYOTO

構成・演出:山内祥太、マキ・ウエダ
出演:小倉笑、藤田彩佳、三好彼流
振付アドバイス:捩子ぴじん

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※初出時に本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

読者の反応

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オフショア(山本佳奈子) @Offshore_mcc

今日みた、山内祥太&マキ・ウエダ「汗と油のチーズのように酸っぱいジュース」むちゃくちゃよかった面白かった。臭い大嫌いなのにすごく好きになれた作品だった…。
昔fukugan galleryでみた水内義人さんの展示(犬の匂い嗅ぐやつ)も思い出した。
https://t.co/owCtIHoe0v

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