ロロ「オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト」第1弾本日から、三浦直之「愉快な幕開けを」

ロロ「オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト（カタログ版）」が本日10月7日に東京・東京芸術劇場 シアターイーストで開幕する。

「オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト」は、主宰の三浦直之が、各地の大学生および公共劇場の市民参加作品のため、オムニバスストーリーを書き下ろすプロジェクト。同プロジェクトでは、三浦が50人以上のキャラクターのそれぞれ約300字のプロフィールと、それぞれ台本約1ページ分のエピソードを作り、それをもとにした新作を各地で立ち上げる。「東京芸術祭 2023」の1プログラムとして上演される今回は、プロジェクト第1弾となり、全キャラクターの台本を一挙上演する“カタログ版”が披露される。出演者の大場みなみ、北尾亘、田中美希恵、端田新菜、福原冠、松本亮は6人で50人以上のキャラクターを演じ分ける。

開幕に際し三浦は「『オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト』の第一弾、『カタログ版』の幕開けです。このプロジェクトは、今後、兵庫県、香川県、福島県と続いていきます。愉快な幕開けを目指して作りました。コロコロと変化していく俳優たちの、些細な仕草や声色や表情まで楽しんでほしい。俳優が演じるキャラクターのファッションショー&商店街&カーニバル&博物館&歌謡祭&その他いろいろの楽しいなにかです」とコメントした。

上演時間は約1時間30分。公演は10月15日まで。なお一部公演ではアフタートークが開催される。

ステージナタリーでは、三浦と、「東京芸術祭 2023」の総合ディレクターを務める宮城聰による対談を掲載している。