南河内万歳一座「まさか様のお告げ」開幕、内藤裕敬が扇町ミュージアムキューブに希望託す

南河内万歳一座「柿落とし特別公演『まさか様のお告げ』」が、10月5日に大阪・扇町ミュージアムキューブ CUBE01で開幕した。

これは、2日に開館した扇町ミュージアムキューブのオープニングを飾る公演。内藤裕敬が作・演出を手がける本作では、ノストラダムスの大予言による終末ブームが訪れた20世紀末の世界を、21世紀の現在に置き換え、“ネガティブな未来へ向く現在に希望を見つけようとする物語”が展開する。

開幕に際し内藤は、扇町ミュージアムキューブについて「50 100 250キャパシティの小中大なんて聞いたことがない劇場だ」と述べ「若手の有望株！ 才能豊かな暴れん坊！ ここで腕を磨き、好き勝手に自由自在、実験と挑戦をくり返し、小から中へ、そして大へ。新しい才能に生まれ育つ劇場になってくれればなぁ～」とコメントした。

出演者には鴨鈴女、荒谷清水、福重友、松浦絵里、市橋若奈、寒川晃、有田達哉、丸山文弥、内藤ら南河内万歳一座メンバーのほか、遊気舎の久保田浩、リリパットアーミーIIの長橋遼也と松井千尋、“オーディションの勇者たち”として桶本京香、長山知史、原佑宜が名を連ねた。

上演時間は約1時間35分で、公演は10月9日まで。なお、公演期間終了後の16日10:00から11月15日23:59までPIA LIVE STREAMにて映像配信が行われる。