涙腺の弱い方はハンカチを用意して、壱劇屋が「SQUARE AREA」再演

劇団壱劇屋15th year Replay03「SQUARE AREA」が11月4・5日に大阪・近鉄アート館にて上演される。

これは今年旗揚げ15周年を迎えた劇団壱劇屋が2016年に上演し好評を博した作品。全ての面が正方形でできた謎の空間に閉じ込められた男女4人に、奇妙な出来事が次々と襲いかかり……。

脚本・演出・振付を大熊隆太郎が担当。出演者には大熊隆太郎、河原岳史、北脇勇人、鍬田大鳳、谷美幸、半田慈登、松田康平、山本貴大、湯浅春枝、吉迫綺音、そして青城里花、荒木明穂、勝賀瀬彩莉、高安智美、畠山薫、原萌々花、南岐佐が名を連ねた。上演時間は1時間30分。各回アフターイベントが予定されている。

大熊隆太郎コメント

壱劇屋は今年15周年です。詳しくはステージナタリーさんのコラム「劇団壱劇屋は、なぜそんなに続けられたのか？」に書かせていただきましたが、大阪の壱劇屋は若手がコアメンバーとして動いております。そんな若いメンバーで昔の作品をリプレイ上演しようという企画、そのラストが「SQUARE AREA」という作品です。この作品は「壁のパントマイムをいっぱいしたい！」という単細胞な動機でつくられたのですが、意外にストーリーがしっかりしたものになり、私の作品には珍しく「感動して泣きました」という感想を多くいただきました。「毎日塞ぎ込んでいたけど、この作品を見て前を向くことができました。」という衝撃の体験談も聞きました。奇妙なスタートから笑える展開もありつつ、涙腺の弱い方はハンカチを用意してご覧ください！ また、高校生以下無料や、近畿圏外からのご来場で半額という取り組みは今回も継続しています。多くの人にこの作品を体験してもらいたいです。