10月7日に東京・ニッショーホールで開幕する、NIKKATSU×LEGENDSTAGE CINEMATIC STAGE「危(ヤバ)いことなら銭(ゼニ)になる」に向けて、出演者の
本公演は、映画会社の日活と、舞台制作会社のLEGENDSTAGEがタッグを組み、昭和を彩った名作をリメイクして令和によみがえらせるプロジェクト・シネマティックステージの第1弾。今回は1962年に公開された宍戸錠主演のコメディアクション映画「
“昭和を彩った名作をリメイクして令和によみがえらせる”プロジェクトに参加する点について、室は「日活映画というと、大人な映画というイメージがあるなと思っていました。原作が映像でその舞台化、という作品はこれまでも経験があり、見ていた映像が舞台でどうなるかということは毎回楽しみです。今回もこの(とチラシを掲げて)出立ちがもう! ワクワクしますよね!」と笑顔を見せる。
今江は「これから続けていこうというプロジェクトの第1弾なので、今回を成功させないと続かない……というプレッシャーはあります。でも稽古が面白くて! アクションが多い作品で皆さんは日本刀で戦うんですけど、僕はものさしや傘で戦う(笑)。それがどうなるのか楽しみ」と話した。
「原作映画を見たか?」という質問に室は、「最初に見てしまうと影響されてしまうので、原作があるときはなるべく見ないようにと思っています。でも稽古が始まって今5日目なんですが、演出の宮城(陽亮)さんが持っているイメージと共有している部分があったほうがいいかなと思って、稽古が始まって3日目くらいに見たんです。感想は……今では考えられない画質で(笑)、でもその画質の粗さに味を感じるというか。時代背景にも合っていたし、俳優さんが皆さん、なんだか早口でしたね」と述べて、会場の笑いを誘う。
また今回室が演じる近藤錠次役を原作で演じた宍戸錠については「宍戸さんもずっと早口でしたが(笑)、めちゃくちゃお調子者として演じていましたね。ただ今回は原作をリメイクした令和版ですし、僕の中にもすでに近藤錠次のイメージができつつあるので、宍戸さんのイメージをそのまま踏襲するのではない形で演じられたら」と話した。
本作の見どころについて問われると、室は「本当にありきたりでベタな展開が多いとは思いますが、みんなで1つになって、バカなことをめちゃくちゃ“バカ真面目”にやっているところが見どころですし、そこにアクションや笑いを織り交ぜていくので、僕が今までやったことがないような作品になると思います」と自信を見せる。今江は「キャラ、ですかね。もちろんアクションが一番の売りだとは思いますが、面白い登場人物が多いし、みんなそれぞれに濃いんですよ」と室に視線を送った。
劇中では“犬猿の仲”の錠次と哲三を演じる2人。「普段の関係は?」と問われると「全然違いますね」と室は即答。「周囲からよく『今江くんて本当に変ですよね』って言われるんですが、僕は前から変っていうイメージはなくて……目が大きな子やなって」と今江に視線を向ける。対する今江が「室さんは頼れる先輩ではありますね。優しいと思います」と答えると、室が「優しいんですよ、俺。風邪薬より優しい」と続け、「それ、よくわからない!(笑)」と今江がツッコミを入れて仲の良さを感じさせた。
最後に観客へのメッセージを求められると、今江は「世の中にたくさん舞台があると思いますが、この舞台は派手なアクションあり、コメディありで、観に来て損はさせません!」、室は「キャストさん、スタッフさんと力を合わせ、カンパニー一丸となって、チケット代金以上のものをお届けできるようがんばります!」と力強く意気込みを語った。
公演は10月7日から15日まで東京・ニッショーホール、21・22日に京都・京都劇場で行われる。
NIKKATSU×LEGENDSTAGE CINEMATIC STAGE「危(ヤバ)いことなら銭(ゼニ)になる」
2023年10月7日(土)~15日(日)
東京都 ニッショーホール
2023年10月21日(土)・22日(日)
京都府 京都劇場
総合プロデュース:黒谷通生
脚本・演出:宮城陽亮
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「 #危いことなら銭になる 」 #室龍太 と #今江大地 が2023年版の見どころを語る-ステージナタリー
NIKKATSU×LEGENDSTAGE 「危(ヤバ)いことなら銭(ゼニ)になる」
10/7㈯-15㈰
東京都 ニッショーホール
10/21㈯-22㈰(日)
京都府 京都劇場
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