歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」で「マハーバーラタ戦記」、尾上菊之助が再び迦楼奈とシヴァ神に

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歌舞伎座新開場十周年「吉例顔見世大歌舞伎」が、11月2日から25日まで東京・歌舞伎座で上演される。

歌舞伎座新開場十周年「吉例顔見世大歌舞伎」仮チラシ

歌舞伎座新開場十周年「吉例顔見世大歌舞伎」仮チラシ

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昼の部には、2017年に初演された「極付印度伝 マハーバーラタ戦記」がラインナップ。本作では、初演と同様に脚本を青木豪、演出をSPAC-静岡県舞台芸術センター芸術監督の宮城聰、迦楼奈とシヴァ神の2役を尾上菊之助が担う。このほか、太陽神を坂東彌十郎、仙人久理修那を中村錦之助、帝釈天を坂東彦三郎、百合守良王子を坂東亀蔵、風韋摩王子を中村萬太郎、汲手姫を中村米吉、阿龍樹雷王子 / 梵天を中村隼人、納倉王子を中村鷹之資、我斗風鬼写 / ガネーシャを尾上丑之助、道不奢早無王子を市川猿弥、亜照楽多を河原崎権十郎、羅陀を市村萬次郎、多聞天を市川團蔵、大黒天を坂東楽善が勤める。

夜の部の上演演目には、「松浦の太鼓」「鎌倉三代記」そして「顔見世季花姿繪」が並んだ。「松浦の太鼓」では、片岡仁左衛門が松浦鎮信役、中村歌六が宝井其角役を担う。「鎌倉三代記」の出演者には中村時蔵、中村梅枝、市川高麗蔵中村松江中村東蔵中村芝翫が名を連ねた。「顔見世季花姿繪」では、「春調娘七種」に曽我五郎役で中村種之助、静御前役で尾上左近、曽我十郎役で市川染五郎、「三社祭」に悪玉役で坂東巳之助、善玉役で尾上右近、「教草吉原雀」に鳥売りの男実は雀の精役で中村又五郎、鳥刺し実は鷹狩の侍役で中村歌昇、鳥売りの女実は雀の精役で片岡孝太郎が出演する。チケットの一般販売は10月14日10:00にスタート。

なお、同劇場では本日9月2日に「秀山祭九月大歌舞伎」が開幕した。

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歌舞伎座新開場十周年「吉例顔見世大歌舞伎」

2023年11月2日(木)~25日(土)
東京都 歌舞伎座

昼の部

「極付印度伝 マハーバーラタ戦記」

脚本:青木豪
演出:宮城聰

出演
迦楼奈(かるな)/ シヴァ神(しん):尾上菊之助
太陽神(たいようしん):坂東彌十郎
仙人久理修那(せんにんくりしゅな):中村錦之助
帝釈天(たいしゃくてん):坂東彦三郎
百合守良王子(ゆりしゅらおうじ):坂東亀蔵
風韋摩王子(びーまおうじ):中村萬太郎
汲手姫(くんてぃひめ):中村米吉
阿龍樹雷王子(あるじゅらおうじ)/ 梵天(ぼんてん):中村隼人
納倉王子(なくらおうじ):中村鷹之資
我斗風鬼写(がとうきちゃ)/ ガネーシャ:尾上丑之助
道不奢早無王子(どうふしゃさなおうじ):市川猿弥
亜照楽多(あでぃらた):河原崎権十郎
羅陀(らーだー):市村萬次郎
多聞天(たもんてん):市川團蔵
大黒天(だいこくてん):坂東楽善

夜の部

一、「秀山十種の内 松浦の太鼓」

出演
松浦鎮信:片岡仁左衛門
大高源吾:尾上松緑
近習鵜飼左司馬:市川猿弥
同 江川文太夫:中村隼人
同 渕部市右衛門:中村鷹之資
同 里見幾之丞:中村吉之丞
同 早瀬近吾:市村橘太郎
お縫:中村米吉
宝井其角:中村歌六

二、「鎌倉三代記」

出演
三浦之助義村:中村時蔵
時姫:中村梅枝
おくる:市川高麗蔵
富田六郎:中村松江
母長門:中村東蔵
佐々木高綱:中村芝翫

三、「顔見世季花姿繪」

出演
〈春調娘七種〉
曽我五郎:中村種之助
静御前:尾上左近
曽我十郎:市川染五郎

〈三社祭〉
悪玉:坂東巳之助
善玉:尾上右近

〈教草吉原雀〉
鳥売りの男実は雀の精:中村又五郎
鳥刺し実は鷹狩の侍:中村歌昇
鳥売りの女実は雀の精:片岡孝太郎

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勉誠社編集部 @bensey_edit

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