舞台「千と千尋の神隠し」千尋役の新キャストに川栄李奈・福地桃子

川栄李奈と福地桃子が、舞台「千と千尋の神隠しSpirited Away」2024年公演に千尋役で出演することが明らかになった。

オーディションで選出された川栄と福地は、昨年の初演から千尋役を務める橋本環奈と上白石萌音と共に同役を演じる。4人は、来年3月の東京・帝国劇場公演に交互出演予定。橋本と上白石は、来年4月から7月にかけて行われるイギリスのロンドン・コロシアム公演への出演が決定しているが、国内ツアーおよびロンドン公演のキャストスケジュールについては現在調整中とのこと。

出演決定に際し、川栄は「新しく千尋を演じさせていただくことになりました。去年の初演を観劇させてもらった時、細部にまでこだわった演出やキャストのみなさんの熱量を肌で感じ、とても感動したのを今でも覚えています。まさか自分が千尋を演じられるとは思ってもいなかったので、もうすでに緊張していますが、心強いカンパニーの皆さんにしっかりと食らいつき、最高の作品をお届けできるよう頑張りたいと思います！ 楽しみにしていただけたら嬉しいです」とコメント。

福地は「この度、千尋役を務めさせていただくことになりました。映画『千と千尋の神隠し』は3歳の頃、4歳の兄と母にせがんで映画の初日に渋谷の映画館へ並んで観た記憶があります。奇妙だけれどなんだか惹きつけられる作品の力強さを幼心にも覚えています。来年3月帝国劇場から再スタートするという素晴らしいエネルギーと共に、素敵なカンパニーの皆さんと自分自身としっかり向き合い努めてまいります。宜しくお願い致します」と意気込みを語った。

舞台「千と千尋の神隠しSpirited Away」は、宮崎駿が監督を務めたスタジオジブリの映画「千と千尋の神隠し」の舞台化作品。去る8月26日に愛知・御園座公演が終了し、来年3月には国内外を巡るツアー公演がスタートする。