「常磐線舞台芸術祭 2023」が去る8月13日が閉幕。同日、福島・浪江町 中央公園でクロージングイベントが行われた。
クロージングイベントでは、
伊藤キムは「本番まで間もないタイミングでスタッフやもうひと組の出演者のんまツーポスとの打ち合わせを経て、当初イメージしていたものとは全く違うことを思い立ち、かなりの短時間での準備となった。『被災地で』『つなぐ、みたいなテーマで』となると、腫れ物に触るような、そっと寄り添うような、てな感じになりそうだけど、別の方法はないものかと考えてみた。短時間の準備だったからできたのだと思う。想定通りで心地よいことだけが良いとは限らない。交通事故にも、それなりの価値はある」とコメント。
んまつーポスは「会場の浪江町は、僕らが福島大学と身体表現ワークショップを実施している常磐線沿線地域の一つです。そこで、僕らがクロージングで仕掛けたのは、スンダクーフォ(フォークダンスの逆さ読み)。うれしかったのは、キムさんや僕らが、芸術祭の最終日だけしか参加できなかったにもかかわらず、関係者のみなさんもこのクロージングイベントに汗だくで参加してくださったことです。そして、“フォークダンスの力”を見直しました」と思いを述べた。
なおステージナタリーでは、「常磐線舞台芸術祭 2023」の特集記事を展開中。フェスティバルコーディネーターの平田オリザ、実行委員の小松、プロデューサーの鄭慶一が芸術祭への思いを語っている。「常磐線舞台芸術祭 2023」クロージングイベント
2023年8月13日(日)※終了
福島県 浪江町 中央公園
柳美里 @yu_miri_0622
「常磐線舞台芸術祭 2023」閉幕、クロージングイベントに伊藤キム&んまつーポス - ステージナタリー https://t.co/izJyjqC9jJ