手塚治虫「アドルフに告ぐ」の舞台版、スタジオライフが8年ぶりに上演

20

667

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 202 379
  • 86 シェア

スタジオライフ「アドルフに告ぐ」が、10月26日から11月1日まで東京・東京芸術劇場 シアターウエストで上演される。

スタジオライフ「アドルフに告ぐ」ビジュアル

スタジオライフ「アドルフに告ぐ」ビジュアル

大きなサイズで見る

これは、手塚治虫「アドルフに告ぐ」を倉田淳の脚本・演出で舞台化した作品。スタジオライフで2007年に初演、2015年に再演され、今回は約8年ぶりに3度目の上演が行われる。劇中では、第二次世界大戦中の日本とドイツを舞台に、アドルフという名前を持つ3人の男の運命が、日本人新聞記者・峠草平の視点で描かれる。

ベルリンオリンピックの取材でドイツへ渡った峠は、ドイツに留学中だった弟がアドルフ・ヒトラーに関する重大な秘密を知って暗殺され、さらにその秘密文書が日本へ送られたことを知る。一方、神戸ではドイツ総領事館員のカウフマンが、文書の行方を追っていた。ナチス党員の彼は、一人息子のアドルフ・カウフマンを国粋主義者に育てようとするが、アドルフ・カウフマンは、ユダヤ人のアドルフ・カミルと親友だったため反発。しかし、アドルフ・カウフマンとアドルフ・カミルの2人の友情は、残酷に引き裂かれていき……。

出演者には曽世海司山本芳樹松本慎也、大沼亮吉、前木健太郎、伊藤清之、申大樹三上陽永松村泰一郎、ミヤタユーヤ、山形敏之、馬場輝平、高尾直裕、船戸慎士楢原秀佳、甲斐政彦が名を連ねた。本公演は、全出演者による一部役替わり2チーム上演となる。チケットの一般販売は9月23日10:00にスタート。

この記事の画像(全1件)

スタジオライフ「アドルフに告ぐ」

2023年10月26日(木)~11月1日(水)
東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト

原作:手塚治虫
脚本・演出:倉田淳
出演:曽世海司山本芳樹松本慎也、大沼亮吉、前木健太郎、伊藤清之、申大樹三上陽永松村泰一郎、ミヤタユーヤ、山形敏之、馬場輝平、高尾直裕、船戸慎士楢原秀佳、甲斐政彦

※手塚治虫の「塚」は旧字、馬場輝平の「輝」は異字体が正式表記。

全文を表示

読者の反応

hiroaki @idioteque_hiro

手塚治虫「アドルフに告ぐ」の舞台版、スタジオライフが8年ぶりに上演 https://t.co/fMWfkeyTnx ってまさに今週から「アドルフに告ぐ」の舞台があるのか🤩

コメントを読む(20件)

スタジオライフのほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 スタジオライフ / 倉田淳 / 曽世海司 / 山本芳樹 / 松本慎也 / 申大樹 / 三上陽永 / 松村泰一郎 / 船戸慎士 / 楢原秀佳 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします