和田ながら・新垣七奈が“出会う”、ジャン・コクトー原作「声」沖縄で上演

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フランスの作家ジャン・コクトー原作による「声」が、10月21・22日に沖縄・那覇文化芸術劇場なはーと 大スタジオで上演される。

左から和田ながら、新垣七奈。

左から和田ながら、新垣七奈。

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本作は、異なる地域で活動するアーティスト同士が出会うこと、観客が戯曲と出会うことを目的とした、那覇文化芸術劇場なはーとの企画「出会いシリーズ」の一環として上演されるもの。今回は、京都を拠点にするしたための和田ながらが演出し、沖縄県内で活動している演劇ユニット多々らの新垣七奈が出演する。

和田は「『声』は、電話がとても重要なモチーフとして登場する戯曲です」と前置きし、「上演の具体的なアイディアはこれからつくっていきます。不安はありません。混線を恐れないクリエイションをしていけば、どんな声を聴きとることができるのか、必ずわかるはずだからです」とコメント。新垣は「きっと私は迷いながらたくさんの言葉をこの声で伝えていきます。そこには信頼できる皆さんがいて、私の声が必ず届くと信じているからです」と意欲を見せた。

チケット販売は9月1日10:00にスタート。

和田ながらコメント

「声」は、電話がとても重要なモチーフとして登場する戯曲です。ということで、電話についていろいろ調べものをしていたところ、グラハム・ベルが電話の実験に初めて成功したときのフレーズは“Mr. Watson, come here - I want to see you.”なのだと知りました。離れた場所にいる人と通じあうためのメディアに最初に響いた声は、「ここに来て」と言っていた。上演の具体的な姿はまだ見えていませんが、この話を参照するときがいずれ来るだろうと予感しています。これは、わたしもまた、「ここに来て」という声に応じて、京都から飛行機に乗って那覇に向かい、そして初顔合わせのメンバーと場所を共有しながら一緒に作品をつくろうとしていることと繋がっているに違いないので。

そう、上演の具体的なアイディアはこれからつくっていきます。不安はありません。混線を恐れないクリエイションをしていけば、どんな声を聴きとることができるのか、必ずわかるはずだからです。

新垣七奈コメント

今回「声」に出演いたします新垣七奈です。

とても緊張しています。

先輩ばかりの現場なので、ある程度、萎縮もしています。

でも作品について意見を交わす時、私ひとりでは辿り着けなかった想像に気づかされ、刺激の多いクリエイションです。

きっと私は迷いながらたくさんの言葉をこの声で伝えていきます。

そこには信頼できる皆さんがいて、私の声が必ず届くと信じているからです。

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出会いシリーズ1 和田ながら×新垣七奈 ジャン・コクトー「声」

2023年10月21日(土)・22日(日)
沖縄県 那覇文化芸術劇場なはーと 大スタジオ

原作:ジャン・コクトー “LA VOIX HUMAINE” by Jean COCTEAU
翻訳:渡邊守章(デュラス コクトー 渡辺守章:訳「アガタ / 声」光文社古典新訳文庫)
演出:和田ながら
出演:新垣七奈

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ながら @nagara_hiragana

出会いますよー!! https://t.co/UqiQyAq6mU

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