「銀河鉄道の夜」は、宮沢賢治の同名作を原作に、
出演者の永田莉子は「大切な人とでも、勿論ひとりでも。みなさまとも、一緒に銀河の旅に出られたら……そんな瞬間を楽しみに、勿来市民会館でお待ちしております」と思いを述べた。上演時間は約1時間5分で、公演は明日8月2日まで。
ステージナタリーでは、「常磐線舞台芸術祭 2023」の特集記事を展開中。フェスティバルコーディネーターの平田、実行委員の小松理虔、そしてプロデューサーの鄭慶一が登場し、芸術祭への思いを語っている。平田オリザ コメント
この舞台版「銀河鉄道の夜」は、2011年に、フランスでフランスの子どもたちのために生まれ、震災をまたいで日本版が制作され全国各地で上演を続けてきました。
今回、常磐線舞台芸術祭の栄えあるオープニング演目として上演できることは何よりの喜びです。
永田莉子 コメント
「銀河鉄道の夜」に触れる度、私は大切な人たちを思い出します。
大切な人と自分は別の人間で、ずっと一緒にはいられない。
それが寂しくなる時、また受け入れられる時の間の
なんとも言い難い部分を言葉にしてくれるようで、私だけじゃないと心がスッと軽くなる気がします。
私は主人公の友人 カンパネルラを演じます。
ジョバンニと一緒に、美しい銀河を旅し様々な人と出会いながら、
「自分のしたことはよかったのか」「それは大切な人にとっての幸せなのか」
"本当の幸せ"とは何かを考え続ける彼を演じると、とても身近に感じます。
大切な人とでも、勿論ひとりでも。
みなさまとも、一緒に銀河の旅に出られたら……
そんな瞬間を楽しみに、勿来市民会館でお待ちしております。
青年団「銀河鉄道の夜」
2023年8月1日(火)・2日(水)
福島県 勿来市民会館
原作:宮沢賢治
作・演出:
出演:
※高橋智子の「高」ははしご高が正式表記。
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井上みなみ @373i
すごくきれいな舞台写真を撮っていただきました。うれしい。 https://t.co/pvsqCY6dBd