観て下され…朴ろ美プロデュース、山路和弘・牧島輝出演の「剣聖」を配信

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去る7月9日に閉幕したLAL STORY「『剣聖』-運に見放された男-」の様子が、8月3日10:00から16日までStreaming+で配信される。

LAL STORY「『剣聖』-運に見放された男-」より。

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LAL STORY「『剣聖』-運に見放された男-」より。

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本作は、朴ろ美がプロデュースする舞台制作チーム・LAL STORYの作品。原作・脚本を藤沢文翁、演出を玉-TAMAが手がける本公演では、老いてなお満たされない飢えと渇きを抱く宮本武蔵と、苦悩する養父に複雑な思いを抱く宮本伊織の物語が描かれる。出演者には宮本武蔵役の山路和弘、宮本伊織役の牧島輝が名を連ねた。配信の視聴料金は税込4500円。

LAL STORY「『剣聖』-運に見放された男-」より。

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配信に際し、キャストとスタッフがステージナタリーにコメントを寄せた。山路は「終わった今思う事は『二度と演るものか!』。ただ、老いや衰えはとうに自分とリンクし、心と脳にイヤな脂汗を流すという貴重な体験をした。それを見てくれと言うのも心苦しいが、どうせなら付き合って貰えまいか?! 配信観て下され」と語り、牧島は「本当に触れたら切れてしまうのではないかと思ってしまうような武蔵の殺気と、父としての武蔵の確かな強い愛をバッシバシに浴びて心も体もドロドロにぐちゃぐちゃになりながらなんとかやり切った10日間。生で観ることが叶わなかったお客様にも画面越しでも届く作品になったと信じております」と観客にメッセージを送る。

また原作・脚本の藤沢は「息もつかさぬ言葉と言葉のぶつかり合い、舞うような二天一流の剣技。プロデューサーである朴ろ美さんの情熱に集められた普段は大舞台を作るスタッフが、たった百席に全力を込めた舞台の熱量を、是非配信でもお楽しみください」、プロデューサーの朴は「土埃を舞わせる二人の姿は圧巻。武蔵と伊織の迸る生き様をどうぞ目撃ください」とそれぞれ思いを語った。

山路和弘コメント

毎日嫌な夢を見る。毎朝体が腐った様に動かない。こんな辛い芝居は無かった。過去イチである。この歳になって過去イチとは……! 私は剣聖、宮本武蔵とは最も縁遠い資質である。幾つかの題材から、一番自分から遠い物を選んでしまった自虐的な私がいけない。終わった今思う事は「二度と演るものか!」。ただ、老いや衰えはとうに自分とリンクし、心と脳にイヤな脂汗を流すという貴重な体験をした。それを見てくれと言うのも心苦しいが、どうせなら付き合って貰えまいか?! 配信観て下され。

牧島輝コメント

舞台「剣聖」全ての公演を無事に終えることが出来て本当にホッとしています。

毎公演一切油断ならない戦のような公演でした。

本当に触れたら切れてしまうのではないかと思ってしまうような武蔵の殺気と、

父としての武蔵の確かな強い愛をバッシバシに浴びて心も体もドロドロにぐちゃぐちゃになりながらなんとかやり切った10日間。

生で観ることが叶わなかったお客様にも画面越しでも届く作品になったと信じております。

劇場で観られた方もそうでない方も、沢山の方に届きますよう願っております。

舞台「剣聖」の配信をよろしくお願いします!

藤沢文翁コメント

「老いたわ」

およそ宮本武蔵の物語にふさわしくないセリフから始まるこの物語。

しかし、人生最大の宿敵である「老い」と戦う武蔵と、それに寄り添う伊織の物語の幕開けのセリフはこれと決めておりました。

例え抜刀していなくとも、言葉の鍔迫り合いが90分間続くような二人芝居を書きなぐったつもりです。

しかし、それを名優 山路和弘と、若く才覚溢れる牧島輝の二人が見事に表現してくださったことにお礼を申し上げます。

息もつかさぬ言葉と言葉のぶつかり合い、舞うような二天一流の剣技。

プロデューサーである朴ろ美さんの情熱に集められた普段は大舞台を作るスタッフが、たった百席に全力を込めた舞台の熱量を、是非配信でもお楽しみください。

朴ろ美コメント

導かれるよう、吸い寄せられるよう、ご縁がご縁を呼び生まれたこの作品。

「生きるとはー老いとはー」誰もが向き合わざるを得ないこのテーマへの挑戦は、武蔵に「生温いわ!」と一括されているが如く産みの苦しみは絶大で、初日を迎え、公演を重ねられる奇跡に打ち震え、千秋楽を無事に終えられたことが未だ夢のような、物理的にも心理的にも過酷な公演でした。小劇場でしか出来ない、伝えられないことをストイックに創り上げられたのは、山路和弘・牧島輝のこの二人の役者にしかできない魂の芝居と、情熱的でプロフェッショナルなスタッフたちのお陰です。土埃を舞わせる二人の姿は圧巻。武蔵と伊織の迸る生き様をどうぞ目撃ください。

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LAL STORY「『剣聖』-運に見放された男-」

2023年6月30日(金)~7月9日(日)※公演終了
東京都 サンモールスタジオ

原作・脚本:藤沢文翁
演出:玉-TAMA
プロデュース:朴ろ美

キャスト

宮本武蔵:山路和弘
宮本伊織:牧島輝

※玉-TAMAの「玉」は点の位置が上、朴ろ美の「ろ」は王へんに路が正式表記。

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読者の反応

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LAL STORY @lalstory_info

ステージナタリー様に取り上げていただきました。

#山路和弘 さん、#牧島輝 さん、#藤沢文翁 さん、#朴璐美 さん、終演後のそれぞれの想いが垣間見えるコメントはここでしかお読み頂けません‼️

またステージの緊迫感が伝わる、未公開写真もたくさん掲載頂いています。

ぜひご覧下さい‼️ https://t.co/RhAIyMHyg5

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