赤堀が作・演出・出演、
上演に向けて赤堀は「日本対俺」というタイトルについて「今作はマッチョな精神とは真逆な、そこらに落ちていた棒っきれで見えない巨大な敵と泣き喚きながら戦うイメージ」とコメント。さらに「初の一人芝居。おそらく最初で最後の所業。勝手にそのタイトルを拝借し、醜態をさらすドキュメンタリー」と語る。そんな赤堀のコメントに対し大根は「と、赤堀君は言っているが、総合演出としては最初で最後にするつもりはない」と続け、以前から「赤堀君が作る舞台は赤堀君がいちばん面白いんだから、赤堀君が主役をやりなよ」と説得し続けたことを明かす。そして「テメエの才能は皆無だが、他人の才能を見抜くことに関しては絶対の自信を持つ私が断言しよう。この舞台は絶対に面白いものになる! そしてレギュラー公演化する! もはや私は金の匂いすら感じ始めている」と意気込みを述べている。
チケットの先行販売は8月11日10:00に、一般販売は19日にスタートする。
赤堀雅秋コメント
日本対俺。長谷川和彦監督「太陽を盗んだ男」の準備段階において、題名として幾つか挙がった候補の中の一つにこれがあった。記憶は定かではないが20年以上前に何かのドキュメンタリーを見ていて、長谷川監督のノートに殴り書きのようにあった「日本対俺」が、あれからずっと頭の片隅にこびりついて離れない。今作はマッチョな精神とは真逆な、そこらに落ちていた棒っきれで見えない巨大な敵と泣き喚きながら戦うイメージ。初の一人芝居。
おそらく最初で最後の所業。勝手にそのタイトルを拝借し、醜態をさらすドキュメンタリー。
大根仁コメント
と、赤堀君は言っているが、総合演出としては最初で最後にするつもりはない。
事の発端は、THE SHAMPOO HAT時代に遡る。
「赤堀君が作る舞台は赤堀君がいちばん面白いんだから、赤堀君が主役をやりなよ」
公演を見るたび、私は言い続けてきた。劇団が解散、演目ごとのカンパニースタイルに移行し、大きな劇場やメジャーキャストで公演をするようになってからも、同じことを言い続けた。
おそらく、赤堀作品を長年観てきた客も、共演した役者ですら、同意見であろう。
だが赤堀君がそれに応じてくれることはなかった。
理由は赤堀君独特のイズムとシャイネス、他役者たちへの配慮だろう。
「じゃあ一人芝居でいいから! とにかく赤堀君が主役の舞台を見せてくれよ!!」
鄙びた居酒屋の隅で、半ば恐喝まがいで決まった本企画。
テメエの才能は皆無だが、他人の才能を見抜くことに関しては絶対の自信を持つ私が断言しよう。この舞台は絶対に面白いものになる! そしてレギュラー公演化する!
もはや私は金の匂いすら感じ始めている。
赤堀雅秋一人芝居「日本対俺」
2023年9月25日(月)~10月1日(日)
東京都 ザ・スズナリ
作・演出・出演:
総合演出:
映像:
日替わりゲスト出演(五十音順):
映像出演:赤堀雅秋、
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永田崇人 @27Takato
最高だ。秋の楽しみが増えました。 https://t.co/iwZf7znEyz