一匹で会いましょう！バストリオが「一匹のモンタージュ」をリクリエーション

バストリオ「『一匹のモンタージュ』リクリエーション」が、10月13日から23日まで東京・こまばアゴラ劇場で上演される。

「一匹のモンタージュ」は、昨年初演されたライブパフォーマンス作品。主宰の今野裕一郎が作・演出を手がける本作では、“東京という一つの地方で暮らす一匹たち”にまつわる事柄が描かれる。再演となる今回のリクリエーション版には、作・出演として黒木麻衣、坂藤加菜、佐藤桃子、SKANK／スカンク、鈴木健太、高橋由佳、中條玲、中澤陽、橋本和加子、本藤美咲が参加する。

上演に際し、今野は「一匹のモンタージュはすごいメンバーが揃ってます、見てるだけで楽しいです。めちゃくちゃ生きてます。それは一人一人のお客さんも同じ。こまばアゴラ劇場でやるのでたくさん来て欲しいです、一匹で会いましょう！」と観客に呼びかけた。

アフタートークも予定されており、10月14日19:30開演回には思考家の佐々木敦、16日19:30開演回にはアーティストの青柳菜摘が登壇する。チケット予約は9月1日にスタート。

今野裕一郎コメント

一匹のモンタージュに寄せて

自分にしか出来ないもんをやる、そりゃそうですよね、つまんないことに巻き込まれることなくちゃんと正直に出し切れるかどうか、生易しい言葉じゃ太刀打ちできない剥き出しの表現で一人一人のお客さんと出会いたいです。

今ここでやる熱と態度と超技術と生きてきた身体と知恵を注ぎ込んだ一匹のモンタージュが目の前に現れる、それらが来てくれたお客さんの目や耳に飛び込んで乱反射する空間、ライブは楽しいです。人間は微細でもしっかり差異があって、小さな発明をくりかえして行う日々の生活、そこに生きた目の前の人間が行う営み、生きる力と表現によって全肯定するバストリオです。

一匹のモンタージュはすごいメンバーが揃ってます、見てるだけで楽しいです。めちゃくちゃ生きてます。それは一人一人のお客さんも同じ。こまばアゴラ劇場でやるのでたくさん来て欲しいです、一匹で会いましょう！

※中澤陽は降板しました。