若手4団体は“Kabuki”にどのように出会うのか、第1回「条件の演劇祭」スタート

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「条件の演劇祭 vol.1-Kabuki」が、本日7月7日に東京・BUoYで開幕した。

人間の条件「四谷心中」より。

人間の条件「四谷心中」より。

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ほしぷろ「魅惑乃鬼」より。

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ZR率いる人間の条件が主催する「条件の演劇祭」は、若手演劇団体によるフェスティバル。初開催となる今回は“Kabuki”をテーマに、4つの団体が歌舞伎を原案にした作品を上演する。参加団体には人間の条件、ほしぷろ抗原劇場ぺぺぺの会が名を連ねた。

抗原劇場「熊野ヒッチハイク・ガイド」より。

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人間の条件が披露するのは、鶴屋南北「東海道四谷怪談」と近松門左衛門「曾根崎心中」をもとにした「四谷心中」。ほしぷろは岡本綺堂「鬼坊主清吉」を原案にした「魅惑乃鬼」、抗原劇場は「當世流小栗判官」をベースにした「熊野ヒッチハイク・ガイド」、そしてぺぺぺの会は「毛抜」を下敷きにした「太陽と鉄と毛抜」をそれぞれ上演する。

ぺぺぺの会「太陽と鉄と毛抜」より。

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ZRは「既存のテキストにアプローチする作品を上演してきた若手4団体が、今回は歌舞伎という演劇をアダプテーションし、それぞれのスタイルに落とし込んでいます。歌舞伎というこの旧くそれゆえに新しい演劇に、若い団体たちがどのように出会い、何が生まれ、そこからどのような差異と同質性が見えてくるのか。ぜひ見届けてください」とコメント。

「条件の演劇祭 vol.1-Kabuki」は7月15日まで行われる。なお一部公演の終演後には、俳優と劇団が観客と交流する「幕の内カフェ」が開催される。詳細は公式サイトで確認しよう。

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「条件の演劇祭 vol.1-Kabuki」

2023年7月7日(金)~15日(土)
東京都 BUoY

人間の条件「四谷心中」

原案:鶴屋南北「東海道四谷怪談」、近松門左衛門「曾根崎心中」
構成・演出:ZR
出演:黒木喬、田中賢志郎、樽見啓、野田恵梨香、村井萌

ほしぷろ「魅惑乃鬼」

原案:岡本綺堂「鬼坊主清吉」
構成・演出:星善之
出演:平井光子、麗乃、宮悠介、星善之

抗原劇場「熊野ヒッチハイク・ガイド」

原案:「當世流小栗判官」
作・演出:山田カイル
出演:大谷莉々、塗塀一海

ぺぺぺの会「太陽と鉄と毛抜」

原案:「毛抜」
作・演出:宮澤大和
出演:石塚晴日、佐藤鈴奈、熊野美幸
ボディビルダー:宮澤大和

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読者の反応

山田カイル (Kyle Yamada) @yamada_allergen

宮澤くん、筋肉仕上がりすぎじゃない??脱いだらこんなことになってたの?? https://t.co/cPjYTPCde4

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