不思議少年と津あけぼの座がタッグ、新作「寿」は銭湯を舞台にした家族の物語

三重県民間小劇場「みえのみんなの演劇祭」の企画として、「不思議少年×津あけぼの座『寿』」が7月7日から9日まで三重・津あけぼの座で上演される。

「みえのみんなの演劇祭」は、津あけぼの座が開催している演劇企画。今年は、熊本を拠点に活動する不思議少年が滞在制作を行い、オリジナル作品「寿」を立ち上げる。大迫旭洋が作・演出を手がける本作では、“三重の100年と共に生きた”家族の物語が展開。出演者には暁月セリナ、大原渉平、川田章子、山形龍平、大迫旭洋、森岡光、そして津あけぼの座のプログラムディレクター・本坊由華子が名を連ねた。

本坊は、公演に向け「『演じる』を英訳すると『play』。すなわち《遊ぶ》という意味になります。不思議少年さんは遊びの天才。心と身体を劇場に解き放ち、人への愛を携えて、どこまでも遊び尽くす。そんな創作者です」と紹介し、「熊本・愛知・京都・三重から魅力的なメンバーがあけぼの座に集結！（なんと私も出演します） 一体どんな『play』が紡がれるのでしょう。乞うご期待！」とコメントした。上演時間は約1時間40分。