落ちこぼれ兵士の活躍描く「へぼ侍」OSK日本歌劇団が舞台化、主演は翼和希

OSK日本歌劇団「へぼ侍」が、8月25日から28日まで大阪・近鉄アート館で上演される。

坂上泉の「へぼ侍」（文春文庫）は、西南戦争を舞台に落ちこぼれ兵士の活躍を描く歴史エンタテインメント小説。このたび脚本・演出を戸部和久が手がけ、同作が舞台化される。大阪士族の家に生まれ、明治維新で没落し、薬問屋に奉公している志方錬一郎は、周囲から“へぼ侍”と呼ばれていた。明治10年に西南戦争が勃発し、「武功を挙げれば志方の家を再興できる」と考えた錬一郎は、官軍の兵士となったものの……。

主演を翼和希が務めるほか、出演者には天輝レオ、壱弥ゆう、唯城ありすらが名を連ねた。なお8月25日の14:00開演回と18:00開演回では、オンライン配信も行われる。