8・9月に開催される「ワンピース・オン・アイス ~エピソード・オブ・アラバスタ~」の記者発表が本日6月8日に東京都内で行われた。
「ワンピース・オン・アイス ~エピソード・オブ・アラバスタ~」は
宇野は「『僕で良いのか?』という感想でしたが、公演が迫ってくるにつれ、しっかりと表現したいという気持ちになりました。スケーターは音楽に合わせて表現する“競技シーン”が多いので、ストーリーと自分たちの表現をどう見せるかという点では、全員にとって新たな挑戦になる。僕はルフィのように人を笑顔にできるようなタイプではないので(笑)、“演じる”気持ちで臨み、選ばれたからには最善を尽くしたいです」とコメント。
織田は「『ワンピース』のド世代。すごく大好きな作品なので、アイスショーという形で作品に携われることを光栄に思います」と言い、「この作品では(普段のスケーティングと違い)表情も大事になってくる。ウソップ役は泣き笑いがはっきりしているキャラクターなので、表情や身体の使い方で感情を表現をできたら。盛り上げ役としての共通点があるので、最年長として皆を楽しく盛り上げたい」と意気込みを見せた。
本田望結は「宇野さんが出演されると聞いて『絶対に観に行こう』と思っていたのですが、オファーをいただき、『観に行けへんやん!』と言ってしまうくらい(笑)、(自分の出演が)信じられませんでした。ナミは綺麗なお姉さまなのにしゃべると強くて男気があって、そのギャップが魅力。私も大先輩たちの中で意見を伝えられるように挑みたい」と語る。
今回の物語となるアラバスタ編は、2001年から2002年にかけてテレビアニメ化されたエピソード。謎の秘密結社バロックワークスの陰謀により崩壊の危機に瀕した砂漠の王国アラバスタを舞台に、王女ビビと、ルフィ率いる“麦わらの一味”が国を救うべく奮闘する。
本田望結は公演で楽しみにしているキャラクターについて、実姉の本田真凜が演じるビビを挙げ、「アラバスタ編でのナミとビビの掛け合いが好きというファンの方もたくさんいる中で、姉妹だからこそ表せるものがあるはず。長い期間お姉ちゃんと一緒にいられるのも楽しみ」とほほを緩めた。宇野は「ビビが葛藤を抱えながら、すべて諦めないという強い気持ちでいる姿に、考えさせられるものがある」とコメント。すると「はよしゃべりたい(笑)」と待ちきれない様子の織田が、「最後の“仲間の印”を掲げるシーン、あれは絶対にやりたい! あと、クロコダイルに捕まったビビがお城で落とされて、落ちてきたところにルフィが来るシーン。あれもやってほしい」と熱っぽく話した。その姿に本田望結が「信成さんがセリフを口にしてしまいそうで不安(笑)」とこぼすと、織田は「俺は言うよ! 前の席の人には聞こえるんちゃうか?くらいの勢いでやっていきたい」と返し、記者たちの笑いを誘った。ちなみに宇野がルフィと唯一似ているのは「肉が好き、というところ」だそう。
世界フィギュアスケート選手権大会2023を終え「表現力を磨きたい」と発言していた宇野。「競技から一歩離れた表現をする立場になることはないと思っていました。でも、残したい結果を残すことができた今、自分がこれから何をしたいのかと考えられるようになりましたし、スケーター、表現者としての新たな挑戦となるこの場を任されたからこそ、自分に何ができるのかを模索しながら、やるからには素晴らしいものにしたい」という。また、「(『ワンピース・オン・アイス』では)フィギュアスケートの、ジャンプだけではない魅力を体現していきたい」と言い、役を演じることや、役を自身のスケートで表すことがなかった中で、「時期的にも『ワンピース・オン・アイス』が、自然と、自分が目指したい場所になっていた」と明かした。さらに、「陸での練習もあると聞いたので、(女優としても活動する)望結ちゃんがいることが心強いですし、チームを盛り上げてくれる織田くんの存在も大きい。素晴らしい方たちが周りにいるからこそ、僕は自分のことに集中できます。皆で良いものを作れるようにがんばりたいです」と場を締めくくった。
「ワンピース・オン・アイス ~エピソード・オブ・アラバスタ~」
2023年8月11日(金・祝)~13日(日)
神奈川県 KOSE新横浜スケートセンター
2023年9月2日(土)・3日(日)
愛知県 ドルフィンズアリーナ
演出:
振付:宮本賢二
出演:
※KOSEのEはアクサングラーブ付きが正式表記。
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